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2010/12/06

第900版

お客様に、東城百合子さんの「家庭でできる自然療法」という本をお借りしました。
東城百合子さんのお名前は、いろんなところで耳にすることはあっても、お説教嫌いな自分が、真面目な内容を想像して読まずに今までおりました。
今回ご縁をいただいて読んでみましたら、
「おもしろい!」
ああ、もっと早く読んでおくべきだったと思いましたのでご紹介したいとおもいます。

すべてを実践することはできなくても、おもしろそう、と感じるところから楽しんでやってみればよいのだと、年を重ねてやっと思えるようになり、受け入れる余裕のようなものができたのかもしれません。

昭和53年初版です。
平成21年には900刷!!

たくさんのご家庭にこの本が行きわたっているんですね。
我が家もさっそく遅ればせながら購入したいと思いました。

教えていただきましてありがとうございました。

「家庭でできる自然療法〜誰でもできる食事と手当て法」
あなたと健康社
1680円

お台所をあずかる人が、同じ屋根の下で暮らす人たちの体、細胞や血液のもととなる食事を作り、それらがその人たちの思考を作り、その人生にも影響を与えると自覚したとき、その重圧が辛くて逃げ出したく思ったときがありました。
あるとき、一週間トータルで栄養バランスをとっていけばいいと思い、とても気持ちが楽になったのを覚えています。

お財布の中身と相談し、スーパーの陳列棚のそれぞれと相談し旬のものを取り入れ、みずからの体力の残り具合とも相談し、家族それぞれの好みも頭にいれ、食材のみなさんにも感謝しながら。
毎日毎日毎日。
世の中のお台所を担当する皆々様、尊いお仕事本当にお疲れ様です。
これは、立派な修行です。
作っては無くなる、その作業は、チベット僧の方々の砂絵曼陀羅の修行のようだと。

たまに休みながら、手を抜きながら、楽しんでいきましょう。
人生はまだまだ長そうです。