ある一軒家。
和室から東側を眺めると白い玉砂利をしいたお庭があります。
そこに、小さな、手のひらくらいのパピヨンのような犬が、ぴょんぴょんはねまわって遊んでいます。
青いキリンのオモチャが落ちています。
それをくわえたり、はなしたりしながら、楽しそうにジャンプしているのでした。
そういえば、以前飼っていたハムスターを亡くしたときも、夢を見ました。
そのときは、白い玉砂利をしいたガラスの器に観葉植物のようなものがあって、中に亀がはいっていた夢。
ハムスターを飼っている最中ずっと
「ハムスターは寿命が短いから。」
と口癖のように繰り返していました。
いま思えば、それは確実にハムスターの耳にも聞こえていたはずで、私はなんというデリカシーのない発言をしていたのかと、落ち込みました。
そんな私への返答の夢に感じたのです。
「今度は、亀にうまれてくるよ。亀は長生きだから。」
パピヨンのような小さい犬の夢から醒めて、
ああ、すあまちゃんかもしれない。
と勝手に解釈しました。
いつかどこかで会えるかもしれないという、期待と希望。
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