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2012/07/09

塩害の田んぼで無農薬の綿花を

13回目の母の命日でした。
お墓は海の方で、たんぼが広がるのどかな場所にあります。
お墓の近くのたんぼは、青々と稲が成長し、風にそよぐさまは、懐かしさと安心感を呼び起こすような、普段農作業から遠い生活をする人にとって、日本人の遺伝子を呼び覚ます風景です。
しばらくいくと、青々とした田んぼがなくなり、荒涼とした風景が。
ここ一帯が、季節を冬に巻き戻されてしまったかのようです。
いつもだったら、おなじように青々と風にそよぐ稲がみられるはずですが、塩害のため雑草も枯れてしまうのでしょうか、茶色の風景が広がっており、言葉を失いました。
さらに進みますと、愛らしい花が植えられ、青々とした畑を見つけました。
ホッとした気持ちになり近づいてみると、どうやら試験的に無農薬で綿花を育てるプロジェクトを行っている畑のようです。
地元で採れた無農薬の綿でできたTシャツを着られる日を想像し、凹んだ気持ちが少し元気になり家に帰りました。
天気予報が気になり、テレビをつけると、なんとさっき見てきた綿花畑が!
番組のCMでした。
「あなたも復興サポーター《被災地をコットンの産地に》」http://www.nhk.or.jp/ashita/supporter/120629_01.html
東北コットンプロジェクト→http://www.tohokucotton.com/
詳しく知りたいな、と何気なく思う(ギネマ波)と、不思議な偶然に導かれます。
お客様でもそんな体験をされている方が増えています。
興味深い世の中になってきました。
自分の心の中が、自分の現実社会に転写されるスピードが早まっているようです。心の中を穏やかに静かにしておくのがやはりよいような気がしましたがどうなのでしょうか。
 
本日はお休みいただきありがとうございました。
明日は12時からオープンです☆
どうぞよろしくお願いいたします♪
皆々様に、心からの感謝をこめまして。