見ました。
サイエンスZERO。
「エアロゾル」についての30分でした。
まずは温暖化ありき、の説明。
なかなか雨にならないニュータイプの雲「長生き雲」について。
ケムトレイルについて、さまざま調べたり、空を観察している方々には、すでに知っている内容でした。
続いて雲の発生の仕方、「雲の種」がないと雲が発生しないこと。
「雲の種」の種類について、「雲の種」とは「エアロゾル」のこと。
種類は、四種類あると断言されるサイエンス作家の竹内薫氏。
砂、塩、細菌、硫酸塩やすす。
どうやれば雲が出来るのか、実験も。
エアロゾルがあると水分が蒸発しにくくなるそうです。
また、人工衛星から地球を撮影した写真が紹介され、縦横にはしる飛行機雲を「これは航跡雲です」と。
アナウンサーさんがものすごい笑顔です。
あえて「飛行機雲」と言わないところが興味深い。
26年にわたり雲を研究観測している、東海大学情報技術センターの中島孝氏のインタビュー、
「昔には見られなかったような雲が現れていて、それは今までと違った成長をすると考えています。」
エアロゾルが多いと雨が降らない雲が長く空中に存在する。
それは、地上の気温を下げるかもしれないが、
エアロゾルはやはり大気汚染でもあるので健康被害が心配である、と締めくくっていました。
途中、気象研究所が7年かけて行った研究を説明する箇所では、
人工降雨用粒子、
人工降雪用粒子、
都市の外気のエアロゾル(硫酸塩、すすなど)
スギ花粉、
すす、
細菌、
岩石、
粘土鉱物、
砂、
の9種類を使った研究でしたが
番組内では、
「なかでも注目すべきは、細菌、砂、すす、です」
となぜか3つに絞り、雲の粒になった割合をグラフで紹介していました。
「人工降雨用粒子」「人工降雪用粒子」の中身が知りたかったなあ。
ケムトレイルを心配している方々は「ナノ化されたアルミニウムや金属」について説明がなかったことに物足りなさがあったかもしれません。
農業にも関係してくるし。
また、すでに飛行機での「クラウドシーディング実験」がされているにもかかわらず(下にリンクした資料にあります)、
番組内ではそれに触れず、
研究施設内の機械でシュミレーションをしている、とか、
スーパーコンピューター京で計算しているとか、
直接気候改変実験をしていないかのような内容でしたね。
7年前から始まった「クラウドシーディング」。
7年前あたりから騒がしい「ゲリラ豪雨」。
どうなのでしょうか。
参考に。
気象庁気象研究部【人工降雨の最前線】http://jcsepa.mri-jma.go.jp/outreach/20090306/symp090306_murakami.pdf
九州大学も関わっているマレーシアの人工降雨プロジェクト。
【日本での人工降雨実用化にむけて】
http://afjets.com/clnud_seeding/index.html
(追記:すみません、上のアドレスの中にある cloud が clnud になっていたためリンク先に飛べませんでした。お手数ですが、興味のある方はなおしてからお願いいたします。ただしくは、http://afjets.com/cloud_seeding/index.html です。)
ダイジェスト版【飛行機雲のなぞ】
https://www.youtube.com/watch?v=2UFRQwHFuak
だんだんマスコミに小出しにして
エアロゾルを意図的に撒いてもオッケーな世論誘導?
エアロゾルの種類に「細菌」って、いやな予感しかしないゾッと。自然のものなら仕方ないですけど。
アナウンサーの方は説明するとき「細菌(笑)なんていうのもあります。」と笑顔でしたが。
長くなりました。
メモでした。
ご覧いただきありがとうございました。
一緒に考えていただけたら心強いです。
