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2018/12/16

給油タイム

ピーピー。
腹が減ったとストーブから。

油量計の窓を注視しながら
かるい瞑想状態に入るときもあれば
さまざま思い出して
自分の小ささに嫌気がさすこともあれば
時事問題を憂いたり
嘆いている自分を自嘲したり
かと思えば
灯油の来た道を想像し関わった人数を思い途方もない気持ちになるときもある。
江戸時代とか寒かっただろうな、とか
障子と雨戸だけなんて!とか、
ストーブがあって、ああ、ありがたいな、と感謝してみたり、
ご先祖様代表して暖かさを享受しているなあ、とか。生き抜いてきたご先祖様たちにも感謝を。
給油後にはすっかり忘れているんだけれど。

火の用心。
慌てないで焦らないで。
マインドフルネス。
油量計の窓から目を離さないで。
そばにいて。

なんか恋愛の歌みたいになってますね。