9日に放映された宮沢賢治に関する特集が
はやくも
今からまもなく、今夜24時から再放送になるそうです。
ETV特集「宮沢賢治 銀河への旅〜慟哭の愛と祈り〜」
http://www4.nhk.or.jp/etv21c/
宮沢賢治の童話は
人並みに触れているかと思いますが
詩集「春と修羅」が本当に好きです。
蠕虫舞手という詩でムシの様子を綴った詩を読んだとき
脳内にピカピカっと光るように
詩の面白さが腑にドカン!と落ちたのでした。
慈しみと畏敬のまなざしを持って
美しい宇宙の星々も、みずたまりの蠕虫も、
対等に見ている視点。
さまざまな作品に流れる
ミクロとマクロの視点、慈しみ、
絶望、希望。
宮沢賢治について
くわしくないけれど
世間の、聖人が如く持ち上げる風潮には
なんだかいつも違和感があって、
今回特集を見て、
等身大の宮沢賢治に触れたような気がしました。
自分が書いた過去の手紙を晒されて
宮沢賢治は天国でなんと思っていらっしゃるかな。
なんて思いながらも見ました。
映像もきれいで
映画みたいでした。