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2019/02/27

スポーツとわいせつ

ミニバスケのチームの指導をしていた男性が
強制わいせつ罪で逮捕された。
本当に気分悪く、厳罰に処してほしい。
女の子たち、辛かっただろうと
こういった話を聞くたびに
何でこうなるんだろう?と考える。

運動部にありがちな絶対服従。
先輩やコーチや監督は絶対で、言うことに逆らわないような逆らえないような風潮が本当に苦手。
それに追従する保護者たちも苦手。
息苦しさを感じる。
学校にとっては、子どもたちは使い捨ての駒のようなもので、関心があるのは自校の名前がついたトロフィーと表彰状だろうと
思っている。

子どもが中学校に入ったとき
自分が中学生だったときに感じていた不条理なことが
いまだにあって、
これは一体ナンデショウ?と
アホらしくて情けなかった。
でも
子どもは今から
その世界で3年近く生きていかなければならず
心が苦しくてたまらなかったなあ。
嫌な時は学校行かなくていいって
いつも言っていたなあ。
すぐに連帯責任とか言い出す若い男性の体育の先生とかヒステリックな女性の先生とか
本当にどうにかしてほしいと思っていた。
部活のあり方もそろそろかわるべきなのではないだろうか。

自分が高校生のときの体育の先生は
顔が悪役向きの強面なのに
繊細なのか
自分の思った通りに生徒が動かないと
やる気が感じられない!と怒り、
体育の先生の部屋に閉じこもってしまう人だった。
50歳くらいの男性だった。
単位をもらえないと困るので
クラスのみんなで謝りに行くのだけれど
先生が何をみてやる気がないと怒っているのか、さっぱりわかなかったし
自宅で奥さんとケンカでもしてムシャクシャした気持ちを
生徒にぶつけているんじゃないか?と感じるような振る舞い、
その幼さに吐き気がした。
これでお給料もらっているんだ、と思ったなあ。

ニュースで
ふてぶてしくインタビューに答えるミニバスケの指導をしていた逮捕前の男性の映像が流れ。
なぜ保護者は子どもたちを助けられなかったのか、と思いました。
ストックホルム症候群のような感じだったのか、
カルト団体のような感じだったのか。

田房永子さんなら
この事件について何とコメントするだろうかと気になりました。

いま、ウェブ連載されているものが
6月に出版されるそうで
それもたのしみです。
↓↓↓↓↓
【田房永子 ウェブ連載 第32回 修羅場】
http://www.daiwashobo.co.jp/web/html/tabusa2/32.html

風通しが悪い、息苦しさを感じるなら
何かが間違っている。