肌寒いお天気です。
みなさまあたたかくしてお過ごし下さい。
本日も１９時まで営業中。
あいにくの雨ですが心は晴れ晴れと。
朝にすてきな本をいただきました。
ねもとけいこさんの「ねぎらいヒーロー」という本です。
イラストもかわいらしく、文章も読みやすく
とてもたのしく拝読いたしました。
最後の方は泣きました。
いま、外出自粛だったり
世の中が落ち着かない中、
家族のあり方、夫婦のあり方について
見つめるきっかけになる一冊かと思います。
不思議と自分のがんばりも労ってもらっている気持ちになり
心がほっとあたたまります。
あまり感想を書くとネタバレになってしまうのでこのへんに。
ぜひご家族で読んでほしい一冊です。
登場人物すべてに自分を投影できます。
著者の方の工夫も感じます。
お子様に寝る前に読んであげたい本でも
ありますね。
感じに読み仮名がふってあるので
小学生低学年くらいから一人でも読めるかもしれません。
家族のことで悩む小さな子どもたちへの灯りにもなってくれそうです。
すてきな本をありがとうございました。
この著者のご家族が
じつは当店ギャラリーで展示をしてくださった一番最初の方でした。
今日はお店の誕生日でもあるため
そんな日にこの本が届いたことが
奇遇でもあり、かみさまの采配を感じます。
わたしもお店をやりながら子育てをしました。
働いているけれどお給料が出るわけではない
専業主婦ではないけれどうちのことは私がやっている、という中途半端な立ち位置で
これでよいのかと悩み葛藤し
修行のような長い時間を過ごしている中で
やはり家族がお互いを労わりあう大切さや
どうしたら家族が仲良く在れるのかを
いつも考えさせられてきましたので
この本を読んで共感するところも多かったです。
たくさんの方に読んでほしいと思いました。
【ねぎらいヒーロー】ねもとけいこさん作
幻冬舎より。600円＋税
家族を俯瞰で見られる視点を持つことは
当人たちが渦中にいるとなかなか難しい。
そんなときにチュンたろうのような役割を
果たしてくれるのはなんだろう。
一つでなくてもよい、多角的な俯瞰的な
あたたかい視点を伝えてくれるもの。
気づけばあちこちにあるのかもしれない。
それを受け入れられる素直な心持ちが
まずは大切なのかもしれない。