沈丁花
沈丁花が咲いていました。
昔住んでいたお家の隣に、大きな沈丁花があって、卒園式、入学式など何かあるごとに沈丁花の木の前で記念写真を撮られたものでした。
いい香りなのになぜか、せつないような、ちょっと不安になるような、足元がぐらつくような気分になるのは、そんな記憶のせいかもしれません。
そういえば、2008年の春は休んでいたお店の再開の準備に毎日大忙しでした。
あの頃も、どこかで沈丁花が咲いていて。
期待と不安、プレッシャーと恐れに押し潰されそうになりながらも、ペンキを塗ったり大掃除をしたり準備に追われておりました。。
その中で、この気持ちに負けないためにどのようにしたらよいのかを、どこのだれか名前はわからないけれども、大いなる何かに向けて問いながら過ごしておりました。
お店の再開の前の日。水仕事をしていた私の耳に、突然厳かな声が響きました。
「自ら光を放て。」
ああ、これが問いの答えだ、と感じました。
でもどのように光を放ったらよいのか、まだよくわからなかったので引き続き問いつづけました。
翌日、予定通り5月18日に無事お店を再開することができ、たくさんの方々にご来店いただいて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございました。
そしてその四日後、22日の朝。
なぜか朝早く目が覚め、外から呼ばれているようでカーテンを開けました。
まばゆいばかりの朝日でした。
「こんなふうに。
自らの光を、ただ放っていけばいいんだよ。」
慌てて『お手本』として示していただいた朝日を写真におさめました。
大切な言葉、座右の銘として『自ら光を放て。』と、朝日の写真を今も大事に飾ってあります。
果たして未熟な私はいつも光っていられる訳もなく、日々勉強の毎日ですが、ひとつのテーマとして大きな宿題をいただいたのだと地道に取り組んでおります。
4月に入りました。
新しい生活がスタートした方々も多いかと思います。
皆様の自らの美しいオリジナルの光が体の奥から湧き出て、楽しく和やかに新しい生活を照らし、笑顔で毎日を過ごされますように☆
気分転換にはカフェでの美味しいコーヒーなどもオススメですよ♪
皆様の新生活応援団長マスター共々、お待ちしております。
今日もお読みいただきましてありがとうございました。
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