県民会館5Fアートサロンにて開催されていた「みやぎ芸術銀河美術展」。
樋口佳絵さんの絵画「5ch」を拝見したかったのです。
やわらかそうなピンク色のカーペット、スリッパ片方ぬげたまま釘付けの視線。
たった今、画面からサッとすり抜けてゆく猫さんのしっぽ。
猫さんの気になる映像が流れたのか、興味がなくて行ってしまったのか。
クリームシチューのにおいを勝手に想像してしまいました。
やさしいお母さんが作る、おいしいシチュー。(コーンがたっぷりだといいな。)
また一方では、会社勤めの忙しいお母さんの帰宅を待っているようでもあり。
猫さんと二人でお留守番。
この番組が終わるころにママが帰ってくるんだ。
テレビを見ている間は怖くない。
一人(と一匹)であることを忘れていられるから。
なんて想像がふくらみます。
もう一度拝見して、やはりクリームシチューのいいにおい。
「宿題は終わったのー?!」
おなべをかき混ぜながらお母さんが台所から大きな声で。
仕事の合間に立ち寄ったので、少しの時間しか見られなくて残念でしたが、いろいろ想像しながらとても豊かな時間をいただきました。
ありがとうございました。
図録をいただいてまいりました。お店に置いてあります。どうぞご覧ください♪
どの方の作品も、歴代の受賞者のみなさまの作品とあって迫力がありすてきでした。
千葉和男さんの「ルイーナ」という作品の青が美しく吸い込まれそうでクラリとしました。
本日もご覧いただきましてありがとうございます。