カフェモンサンルー

2011/10/22

こども哲学

TSUTAYAヤマト屋書店東仙台店さんの陳列やディスプレイが大変ツボにハマリ感動しました。
目につく場所、目につく場所に、欲しかったり気になっていた本が置いてあり、ついお財布の紐がダルンダルンになってしまいました。
絵本のコーナーを満喫しておりましたら【こども哲学】というコーナーを発見!
わあ、すばらしい!
私がこどもの頃、「人生とはなんなんだろう」「死ってなんなんだろう」「かみさまはいるの?」という問いにストレートに答えてくれる大人は皆無でした。また、質問することさえも憚れる空気があったものです。
それらについて書かれた本を見つけても、こどもには難しく、また退屈な内容で、しかたなく小説や絵本の世界から想像を膨らませ自分なりの哲学やイメージを固めていったものでした。
大人になってからは、こどもたちが心理学(専門用語を並べたものではなく、実践として使える)や哲学(昔々の先人の哲学をなぞるのではなく、己の内側からほとばしる素朴で実直な思いを導いてくれるもの)なしに思春期を過ぎてしまうことの危うさをいつも悲しく感じていました。(自分の親のインナーチャイルドを見つめる時間が反抗期前にあったら必要以上に苦しまなくて済む子どもたちも多いのではないか?!)
それは例えば、山奥で一人迷子になり地図もコンパスもなく、太陽も星も出ていないような心もとなさと似て。 
こんな本を買いました。(写真下)
【日本のもと】シリーズ 〜かみさま〜
人類学者の、あの!中沢新一さんが監修されています。
大人でも大変おもしろく読めます。
ほかにもシリーズで、政治、憲法、円、米、学校、などの本があるようです。
講談社から、1400円です。
発売日が今年の6月23日、ということは震災後に出された本です。
こどもたちの、道しるべとなる本のひとつになることでしょう♪
 
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
和やかな日曜日をお過ごしください♪♪♪
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