カフェモンサンルー

2012/01/28

いつも思うのは

いつも思うのは、
手塚治虫氏や藤子F不二雄氏、長谷川町子氏がもしご存命だったら、今、どんな作品を描かれるだろうかということ。
先日、本屋さんで何回か手にしては結局買わない本だった手塚治虫氏の「ガラスの地球を救え」を購入しました。
なぜ何回も買わない決定をしたかというと、タイトルと表紙の写真、帯のコメントがなんとなくチグハグで、違和感があったからなのですが、手塚治虫氏が亡くなられたあとに途中まで書かれた原稿をまとめ作られた本だと知り、納得したのでした。(つまり、手塚先生は最終チェックができなかった!)
中身はまったく素晴らしく、社会の裏や闇も客観的に見つめながら警鐘をならし続けてきたご自身の強さにただ尊敬の念を抱きます。
狂気に飲まれず狂った世界を描く。
精神力の強さ。
戦争中、文部省が子供たちを洗脳するためにたくさんの映画をつくって強制的に見せた話には、現代の大手マスコミなどとも比べゾッとしました。
子供たちにも今またおすすめしたい本でした。
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334722883
 
今週もたくさんの方々にお越しいただきましてありがとうございました。
大雪にインフルエンザ。
冬らしい話題が飛び交っています。
みなさまどうぞあたたかく、健やかに和やかにお過ごしください。
よい週末を♪
 
かなりキツいアメリカンジョーク。ブラックな世界の料理ショーみたい!?→http://www.youtube.com/watch?v=N7kkpFegmeM
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