カンタ!ティモール
仙台は、二学期制なので、中学生は夏休みあけてすぐに『前期期末試験』があるそうで。
自分がその立場のときには見るのもいやだった「地図資料集」や「歴史ビジュアル資料集」なんかを横から見つけては眺めておもしろく読んでいます。
先日、ドキュメンタリー映画「カンタ!ティモール」を観る機会がありました。
東ティモールについての映画でした。
地図資料集をめくりながら、アジア、東南アジア、東ティモール、と探してみました。
小さな国。我が東北地方よりも小さいのではないでしょうか。
こんなに小さな国に、起きた悲しいこと。
それらを乗り越え、独立することができたこと。
地球上に人類が生まれてから、きっと繰り返し繰り返し行われてきた残酷なことを改めて思いました。
日本がしてきたことに情けなく思いました。
詳しくは、これから映画をご覧になる方々のために書かないでおきますね。
興味のある方は、ぜひ次の機会に上映会へ足をお運びください☆
映画上映あとに、監督の広田奈津子さんの講演会がありました。
興味深いお話がたくさん。広田さんの美しい姿や声、ゆっくり考え考え言葉を大切に選びお話される姿勢に感銘を受けました。
東ティモールの言語に「敵」を表す言葉がないのだそうです。
「敵」に一番近い言葉は、「見ている方向が違う人」っておっしゃったかな、そんな意味の言葉になるそうで、
それだけで東ティモールの方々の精神の高さ、美しさを感じました。(追記:「今は、別の方向を向いている人」という意味だそうです。なんと希望のある言葉でしょうか!)
次に、助監督の小向サダムさんによるミニライブ♪思いがけないすてきな時間でした。
すてきなメロディ、歌声、口笛が心にじ〜んとしみました。
最後に、会場のみなさんと手を繋ぎ円になって、東ティモールに伝わる「テベ」という大地を踏みしめ大地に感謝を捧げる踊りをやりました。
メディアテークの床が抜けるのではないかと、私はちょっと遠慮しながらの踏みしめでした。
動画がアップされていました(笑)→http://www.youtube.com/watch?v=JOBguoUX490&feature=youtu.be
そして、お楽しみ抽選会がありました。
みんなの気持ちがひとつになった後だからか、テベに呼ばれた精霊たちが来てくれたからか、オーブさんがいっぱい!!→http://ameblo.jp/canta-timor-in-sendai/image-11340098089-12159931098.html
地下資源が豊富なために、地下資源ビジネスから狙われ続け、いまもなお、安泰とはいえない状況にあると聞きました。
東ティモールには、日本との共通点がたくさんあって、稲作をするからか、豊作を祈ったり感謝するための神社のようなものもあり、また、目にはみえない自然の精霊「ルリック」に対する畏敬の念を持ち、ふだんの生活の中にも「ルリック」を感じながら生活されているところも、八百万の神々や、妖怪、精霊などを感じてきた日本の精神と共通していて親近感をもちました。
インドネシア政府による民族浄化ともとれる東ティモールの女性たちへの『予防接種と称して避妊薬を与え』たこと。他人事ではないような.....。
なんでそんなに残酷になれるのかと思いましたら、人間性を失う薬をインドネシア軍の人々に与えていたと知りました。
薬を作った人、与えた人は、自分の手を汚すことなく、裕福に過ごしているのでしょうか。
参考に→「ティモール・ロロサエ民族浄化と日本メディア」http://www1.doshisha.ac.jp/~kasano/FEATURES/OTHERS/timor.html
上映会を企画してくださったみなさまのおかげで、こうして東北は仙台でも「カンタ!ティモール」を観ることができました。
ありがとうございました!
小向サダムさんのCDを購入し、ティモールの歌を聞き、余韻にひたっております。
歌詞と、コードが書いてあったので、久しぶりにギターを弾きたいと思いましたが(弾けないのですが)、
地震のときにギターは割れて壊れてしまっていたのでした。
それにしても、東ティモールの子供たちの生き生きとした表情や野山を駆け巡るダイナミックな遊びにうらやましく思いました。
塾通い、公園でボール遊び禁止、ここで(空き地)遊んじゃいけません、どこで遊べばいいのやら。
窮屈な中で勉強ばかりして育った大人が、「ルリック」を畏れず敬うことも忘れ、自然をお金に換算してしまう不思議な人たちになってしまうのではないかしら。
そう思っているのに「勉強しなさい」とつい言いたくなってしまう私の愚かなこと。インナーチャイルドなのかしら、刷り込みなのかしら。洗脳なのかしら。
「なんのために勉強しなきゃならないの?」
「あなたの魂が、いまこの日本を選んで生まれてきたんだから、きっと勉強もやってみようかなと(生まれる前の世界で)思ったのかもしれないよ。
今回の人生の目的の成就に、なにかの勉強が必要で選んできたのかもしれないから、とりあえずがんばってみたら?」
なにか意味はあるのでしょう。
中学生のテスト前のみなさん、幸運を祈る!
カンタ!ティモール予告動画→http://www.youtube.com/watch?v=vQ-e_RNEOoI
本日もご覧いただきましてありがとうございます。
明日はメディアテークシアターホールにて、ドキュメンタリー映画【モンサントの不自然な食べ物】が上映されるそうです。
13時15分開場、13時45分開演です。
ぜひおでかけください!
上映主催シュエット有限責任事業組合さま→http://blog.goo.ne.jp/fukurou7810
【モンサントの不自然な食べ物】公式サイト→http://www.uplink.co.jp/monsanto/
国会議員を対象にした、映画【モンサントの不自然な食べ物】上映会では、議員に向けたマリー=モニク・ロバン監督のビデオメッセージも上映されたそうです。ロバン監督のメッセージ全文→http://www.uplink.co.jp/monsanto/message.php
自分がその立場のときには見るのもいやだった「地図資料集」や「歴史ビジュアル資料集」なんかを横から見つけては眺めておもしろく読んでいます。
先日、ドキュメンタリー映画「カンタ!ティモール」を観る機会がありました。
東ティモールについての映画でした。
地図資料集をめくりながら、アジア、東南アジア、東ティモール、と探してみました。
小さな国。我が東北地方よりも小さいのではないでしょうか。
こんなに小さな国に、起きた悲しいこと。
それらを乗り越え、独立することができたこと。
地球上に人類が生まれてから、きっと繰り返し繰り返し行われてきた残酷なことを改めて思いました。
日本がしてきたことに情けなく思いました。
詳しくは、これから映画をご覧になる方々のために書かないでおきますね。
興味のある方は、ぜひ次の機会に上映会へ足をお運びください☆
映画上映あとに、監督の広田奈津子さんの講演会がありました。
興味深いお話がたくさん。広田さんの美しい姿や声、ゆっくり考え考え言葉を大切に選びお話される姿勢に感銘を受けました。
東ティモールの言語に「敵」を表す言葉がないのだそうです。
「敵」に一番近い言葉は、「見ている方向が違う人」っておっしゃったかな、そんな意味の言葉になるそうで、
それだけで東ティモールの方々の精神の高さ、美しさを感じました。(追記:「今は、別の方向を向いている人」という意味だそうです。なんと希望のある言葉でしょうか!)
次に、助監督の小向サダムさんによるミニライブ♪思いがけないすてきな時間でした。
すてきなメロディ、歌声、口笛が心にじ〜んとしみました。
最後に、会場のみなさんと手を繋ぎ円になって、東ティモールに伝わる「テベ」という大地を踏みしめ大地に感謝を捧げる踊りをやりました。
メディアテークの床が抜けるのではないかと、私はちょっと遠慮しながらの踏みしめでした。
動画がアップされていました(笑)→http://www.youtube.com/watch?v=JOBguoUX490&feature=youtu.be
そして、お楽しみ抽選会がありました。
みんなの気持ちがひとつになった後だからか、テベに呼ばれた精霊たちが来てくれたからか、オーブさんがいっぱい!!→http://ameblo.jp/canta-timor-in-sendai/image-11340098089-12159931098.html
地下資源が豊富なために、地下資源ビジネスから狙われ続け、いまもなお、安泰とはいえない状況にあると聞きました。
東ティモールには、日本との共通点がたくさんあって、稲作をするからか、豊作を祈ったり感謝するための神社のようなものもあり、また、目にはみえない自然の精霊「ルリック」に対する畏敬の念を持ち、ふだんの生活の中にも「ルリック」を感じながら生活されているところも、八百万の神々や、妖怪、精霊などを感じてきた日本の精神と共通していて親近感をもちました。
インドネシア政府による民族浄化ともとれる東ティモールの女性たちへの『予防接種と称して避妊薬を与え』たこと。他人事ではないような.....。
なんでそんなに残酷になれるのかと思いましたら、人間性を失う薬をインドネシア軍の人々に与えていたと知りました。
薬を作った人、与えた人は、自分の手を汚すことなく、裕福に過ごしているのでしょうか。
参考に→「ティモール・ロロサエ民族浄化と日本メディア」http://www1.doshisha.ac.jp/~kasano/FEATURES/OTHERS/timor.html
上映会を企画してくださったみなさまのおかげで、こうして東北は仙台でも「カンタ!ティモール」を観ることができました。
ありがとうございました!
小向サダムさんのCDを購入し、ティモールの歌を聞き、余韻にひたっております。
歌詞と、コードが書いてあったので、久しぶりにギターを弾きたいと思いましたが(弾けないのですが)、
地震のときにギターは割れて壊れてしまっていたのでした。
それにしても、東ティモールの子供たちの生き生きとした表情や野山を駆け巡るダイナミックな遊びにうらやましく思いました。
塾通い、公園でボール遊び禁止、ここで(空き地)遊んじゃいけません、どこで遊べばいいのやら。
窮屈な中で勉強ばかりして育った大人が、「ルリック」を畏れず敬うことも忘れ、自然をお金に換算してしまう不思議な人たちになってしまうのではないかしら。
そう思っているのに「勉強しなさい」とつい言いたくなってしまう私の愚かなこと。インナーチャイルドなのかしら、刷り込みなのかしら。洗脳なのかしら。
「なんのために勉強しなきゃならないの?」
「あなたの魂が、いまこの日本を選んで生まれてきたんだから、きっと勉強もやってみようかなと(生まれる前の世界で)思ったのかもしれないよ。
今回の人生の目的の成就に、なにかの勉強が必要で選んできたのかもしれないから、とりあえずがんばってみたら?」
なにか意味はあるのでしょう。
中学生のテスト前のみなさん、幸運を祈る!
カンタ!ティモール予告動画→http://www.youtube.com/watch?v=vQ-e_RNEOoI
本日もご覧いただきましてありがとうございます。
明日はメディアテークシアターホールにて、ドキュメンタリー映画【モンサントの不自然な食べ物】が上映されるそうです。
13時15分開場、13時45分開演です。
ぜひおでかけください!
上映主催シュエット有限責任事業組合さま→http://blog.goo.ne.jp/fukurou7810
【モンサントの不自然な食べ物】公式サイト→http://www.uplink.co.jp/monsanto/
国会議員を対象にした、映画【モンサントの不自然な食べ物】上映会では、議員に向けたマリー=モニク・ロバン監督のビデオメッセージも上映されたそうです。ロバン監督のメッセージ全文→http://www.uplink.co.jp/monsanto/message.php
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