カフェモンサンルー

2012/09/12

雨宿り

雲の間から青空が見えるのに
ザザーッと天気雨。
頼んでいた布製のブレスレットを受け取りに
ズッカーさんにおじゃました今朝のこと。
お言葉に甘えて雨やどりさせてもらいました。
何年ぶりでしょう、雨やどりなんて。
とても心地よく過ごさせていただきました。
ズッカーさん、ご親切をありがとうございました♪
 
雨やどりの時間。
この不思議な安心感ってどこからくるのかな、と考えました。
間もなく雨が止むまでの限定された空間。
ここに居てもいいよ、と許された私という存在。
子供のころに熱を出して学校を休み、お茶の間に布団を敷き、寝かせられていたときのことを思い出しました。
《熱が下がるまで私はここで寝ていていいのだ》
また、胎児のころに、あたたかい母のお腹の中で、時が満ちるまでの許された時間のようでもあります。
子供たちは、その小さな胸の中に時折やってくる
「わたし(ぼく)は、ここに居ていいのだろうか。」
という疑問に、実は悶絶するくらい秘かに苦しんでいるような気がする。
その確認がしたくて、
つい、親が喜ぶような「テストでよい点数を取る」「親をおもしろいことをして笑わせる」「お手伝いをする」などを
知らず知らずのうちに頑張ってしまうのではないでしょうか。
頑張って、でも親からの承認を得られない(と感じてしまう)まま思春期を迎えたとき、大きな反発心が起きてしまうのかもしれないと想像しました。
子供がなにもしなくても、ふとした日常の中で心からそう思うときに「ここに居てくれてありがとう」と口に出してキチンと伝えていたら、
子供の心にゆるぎない安心感が生まれ、大人になっても多少のことは乗り越えられるような気がしました。
激しいけれど柔らかな通り雨を眺めながら、
ズッカーさんの優しさに触れて癒されていく穏やかな時間に
ぐるぐる想像したこと。
 
写真は、お願いしていた布製のブレスレット♪
モノトーンの中で、やさしい緑色の止めボタンがアクセントになっています。
ほかにもズッカーさんのアトリエは楽しくすてきな布小物がたくさん♪
秋の装いのアクセントにぜひ♪
本日もご覧いただきましてありがとうございます。
カフェモンサンルー