カフェモンサンルー

2012/12/22

土曜日も営業中♪

22日(土)も営業中です♪
13時から19時ころまでやっています♪♪♪
みなさまのお越しを心よりお待ちしております♪
 
 
心が渇いたときに、おーなり由子さんの文章にふれたくなります。
やわらかでなつかしい。
新潮社からでている【ひらがな暦】は、季節がかわるごとに、今日は何の日だったかなというときに、
何回も繰り返したのしむ一冊。
【ひらがな暦】あとがきからの引用です。
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心が暗くなるようなニュースに、自分の生きている場所が、とてもいいものだとは思えない時、
自分自身にも嫌気がさしてしまう時—。
季節の変わり目の台風や、いつも通る道の植物に、わたしは何度も救われました。
たくさん笑ったり喜んだりするために、この世界に生まれてきたのだと思いたいから、
かなしみに敏感になりすぎないように、と思う。
そして、幸福に鈍感にならないように、と、心する—。
 
数年前、父親が、あとしばらくの命だと聞いた時、窓の外の七月の葉っぱが、突然、透けるようにひかって、一枚ずつが立ち上がって見えて、驚きました。
もう、この生いしげる緑の季節を一緒に見ることは、できないんだよ——と、葉っぱが、言うようでした。
もしも—。
今日一日かぎりで、この世界のすべてにさようならを言わなければならないとしたら、なんでもないと思いこんでいる日常は、もったいないぐらい新鮮で、いとおしい。
寒い日に、息が、しろくなることも。夏のゆうがたのにおいも。
流れる水の、まるくなったひかりも。それをさわるときの不思議さも。
月がのぼることも。太陽が明るいことも。
美しいものは、やまほど。
きりなく。
あたらしい朝は、毎日生まれてきて、あたらしい風は、一瞬ごとにふいている—。
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冬至がすぎて、だんだん日が長くなってゆきます。
寒さはまだまだ厳しいですが、お花屋さんにならぶ水仙などをみて春を楽しみに思います。
鼻のあたまがキンと冷たいこの季節もまた、楽しみはたくさん。
みなさま、よい週末を☆
カフェモンサンルー