カフェモンサンルー

2013/03/12

三角読み

給食の「三角食べ」を強要された暗い過去(笑)をもつ世代ですが、
ただ今「三角読み」の最中です。
ミステリー好きの次世代から、エッセイが好きな私にオススメとの本【メガロマニア/恩田陸】と
いまさらながらの【新解さんの謎/赤瀬川原平】、
いつか読もうとあたためていた【マスコミとお金は 人の幸せをこうして食べている/THINKER】
の三冊☆
恩田陸さんの文章に酔ったら、
「新解さんの謎」を読み、
「新解さんの謎」にちょっと回りくどさを感じはじめたら、
「マスコミと〜」を読んで。
ぐるぐるぐる。
私も昔ちいさなポケットサイズの英和辞典を持っていたのですが、
例文がほとんどネガティブなものばかり。
これでもか、というネガティブさに、大爆笑したことを「新解さんの謎」を読んでいたら思い出しました。
 
給食における極意、「三角食べ」の最も美しい食べ終わり方。
最後に一口ずつが残り、一口ずつたべてバランスよくフィニッシュを迎えるというもの。
さて、「三角読み」でもそれを遂行しなければなりません。
このバラバラの厚さ、ページ数の三冊の本を
うまく華麗にフィニッシュさせることはできるのか?!

(栄養が、ノンフィクションばかりに偏っているとご指摘をいただきました。次回は、フィクションも読んでバランスよく栄養を摂りたいと思います。)
カフェモンサンルー