心身自在

アルドルー・ワイル博士の
「癒す心、治る力」の実践編として出版された
「心身自在」。
現代の最新医学からシャーマニズムまで、人が「治る」メカニズムを研究し続けるワイル博士。
本来誰にでも備わっている自発的治癒力、免疫力を甦らせ、
身体を、心を、そして人生をも変えてゆく。
日々の暮らしの中で、実践してゆけることが案内されています。
日本人から見ると、食生活なども欧米とは違いますから、
なかには「？」な箇所もありますが、
勉強になるところも多く、ためになる本だと思います。
　
慈愛の瞑想法というものが紹介されていました。
メモいたします。
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できるだけ自分を愛する訓練をすること。
それは他者との愛ある関係をきずく基礎である。
まず心臓が新鮮な血液をじゅうぶんにおくりだしてこそ、冠動脈をつうじてからだの隅々にまでとどけることができる。
心臓が弱ければ、からだの要求に応えることはできない。
自分を愛することは利己主義でも自己中心主義でもない。
それは自分をこえて愛をひろげていく基盤なのだ。
仏教の慈愛の瞑想法をご紹介しよう。
気に入ったら、ぜひ暗記して、自分の愛がだんだん大きくひろがっていくところをイメージしながら、
こころのなかで唱えていただきたい。
　
『わたしのこころは慈愛に満ちています。この身を愛しています。
まずはこの身が幸福でありますように。平和でありますように。自由でありますように。
そばにあるすべての存在が幸福でありますように。平和でありますように。自由でありますように。
（自分の町や村の名前）にあるすべての存在が幸福でありますように。平和でありますように。自由でありますように。
（自分の市や県の名前）にあるすべての存在が幸福でありますように。平和でありますように。自由でありますように。
（自分の国の名前）にあるすべての存在が幸福でありますように。平和でありますように。自由でありますように。
地球にあるすべての存在が幸福でありますように。平和でありますように。自由でありますように。
両親が幸福でありますように。平和でありますように。自由でありますように。
友人が幸福でありますように。平和でありますように。自由でありますように。
敵が幸福でありますように。平和でありますように。自由でありますように。
意識的であれ無意識であれ、思いやことばや行動で、だれかを傷つけていたら、その人に許しを乞います。どうぞ許してください。
意識的であれ無意識であれ、思いやことばや行動で、だれかに傷つけられていたら、その人を許します。あなたを許します。
近くにいる存在も、遠くにいる存在も、知っている存在も、知らない存在も、
すべての存在が幸福でありますように。
すべての存在が平和でありますように。
すべての存在が自由でありますように。
　
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