カフェモンサンルー

2014/11/05

児童虐待防止月間と向精神薬

11月は、厚生労働省と内閣府の呼び掛けにより
【オレンジリボン児童虐待防止月間】となっているそうです。
キャッチフレーズは、「ためらわず、知らせてつなぐ、命の輪」。
子どもたちが、親の負の感情の捌け口にならないよう、
親をサポートしたり、親が安心して信頼できる相談場所がもっとあるとよいですね。
通報したあとの子どもたちが施設で薬漬けにされる例などを知ると、
どうすることが一番いいのだろうかと考えさせられます。
ドイツやオーストリアでは、地下鉄の車内などにお母さんたちに向けた
「あなたは苦しんでいませんか?匿名で相談に応じます。」
というような行政のポスターが貼ってあるそうです。
子どもを助けるために本当に必要なこと、
それは苦しみの中にあるお父さん、お母さんを救うことではないかと。
「精神医療につながれる子どもたち」「精神医療の現実・処方薬依存からの再生の物語」などの著者でフリーライターの嶋田和子さんのブログに、
児童養護施設で、投薬による子どもたちの行動のコントロールが日常的に行われているお話が紹介されています。
「向精神薬をのむ子ども」http://ameblo.jp/momo-kako/entry-11942025978.html

「向精神薬で子どもの行動をコントロールしようとするのは【虐待】である。/デイビットヒーリー(精神科医)」

虐待をうけて体と心におおきな傷をおって、施設に保護され、
その施設でも大人の都合のコントロールのための投薬という虐待を受けなければならないとしたら。

内海聡さんが、児童相談所の問題についてさまざま問題提起をされています。
https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/406370616113364
児童相談所問題についても取り組んでいらっしゃいます。
【児童相談所問題】http://児相.com/blog/

内海聡さんは今月大崎市と仙台市で講演会をされる予定です。
気になる方は貴重な機会ですのでぜひお出かけください。
大崎市での講演会11月15日(土)→http://kokucheese.com/event/index/218342
仙台市での講演会11月16日(日)→http://kokucheese.com/event/index/216258/
(仙台市での講演会のチケットを当店でもお取り扱い中です。枚数に限りがありますのでお早めにどうぞ)

私は、日常的なしつけのための体罰は、「おどかし」や「痛み」で相手を動かす方法なので、子どもと心と心を通わせることをせずに怠慢だと思うので反対です。
(命にかかわるようなこと、人様に迷惑を意図的にかけたときなどは別)
さまざまな考え方があると思います。
でも、それと何年も親と子どもを引き離したまま、という行為は、どちらが子どもにとって虐待なのか。訳がわかりません。

安易に通報することで子どもが一生親に会えなくなるかもしれない不条理、
通報しておけばもしかしたら助かったかもしれない命、
11月は「児童虐待防止月間」、
さまざま考えて調べてみたいと思いました。
みなさまもぜひさまざま考えて調べてみてください。

由井寅子さんの本には
すでに13年前から「子どもをつい叩いてしまうお母さんたち」のフォローについて書かれています。
叩きたくないのに、叩いてしまう。
そんなときのアプローチも書かれていました。
愛にあふれていました。
この人は、問題の奥にあるものを見抜いている!!と感動しました。
【キッズトラウマ・子どもの罹る病気、成長過程で遭遇するショック、トラウマのために】
【インナーチャイルドが叫んでる!】
アマゾンでも買えます☆
詳しくはホメオパシー出版のサイトへ→ http://www.homoeopathy-books.co.jp/index.html

高校生になったら、インナーチャイルドを癒す機会があるといいのに。
学校でできたら最高ですが、なかなか難しいかな。
親になる前に、男の子も女の子も、
自分の心と向き合う機会。
でも今の病院では投薬になりそうで危険。
「インナーチャイルド癒し」は一日や二日で終わるものではなくて、きっと一生かけて少しずつやってゆくのだと
思います。でも、始めると、感情が乱れた時にただ感情に振り回されるのではなく、自分に問いかけることが
できるようになります。そして、一つずつ納得し、癒してゆけるのだと思います。
薬でごまかしたり心を麻痺させてしまうのではなく、自分で気づいて自分が納得して、自分で癒していけるのです。
ホメオパスさんや、インナーチャイルドセラピスト(JPHMA認定)の方にサポートしてもらうと心強いですよ。

【ずばり、インナーチャイルドとはなんですか?/「veggy(ベジィ)2014年7月号より」】
http://www.homoeopathy-books.co.jp/library019.php

マスターが大学生だったとき、福祉心理学科だったご縁で児童相談所でアルバイトをしたことがあるそうです。
もう20年も前ですが。
そのときの印象は、やりたくないのに部署移動で仕方なく所長になったような方が上司のため
部下のみなさんもやる気がでなかったようです。
私は、児童相談所のような繊細な場所には専門に勉強され意欲のある方が所長になるのだと思っていたので大変驚きましたし
それではうまくいかないだろうし子どもたちもかわいそうだと思いました。
20年も経っているのだから、現場は変わっていることを祈っています。
また、一生懸命がんばってくださっている職員やスタッフのみなさんが報われますように。
子どもたちも一番幸せな状況にありますように。

本日もご覧いただきましてありがとうございます。
皆々様に心より感謝をこめまして。
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