カフェモンサンルー

2015/06/16

オルタナティブ(新しい選択肢)協議会【宮城】

宮城県に【オルタナティブ協議会:宮城】ができたそうです!
すばらしいです。

全国に、オルタナティブな動きが広がっています。

今までは、どこに行ったらいいのか、だれに話を聞いてもらったらいいのか、悩む方々が多かったと思います。

さまざまな角度から、
新しい知恵や情報を得て、
既存の価値観に囚われないもう一つの選択肢を見つけるきっかけになるかもしれません。

その「オルタナティブ協議会宮城」さんのイベントが、今月20日(土)に開催されます。
以下、お知らせより。
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今の精神医療の薬物療法とは、別の選択・あり方についての対話会を開催させていただきます。

実際には、減断薬により、回復した方がいます。
しかしながら、減断薬は容易ではありません。
薬はどのような場合に必要なのでしょう?
この問題にどう取り組むべきでしょうか?

● 精神医療と向精神薬について
● 減断薬について
● 精神疾患当事者と家族、医師の関係について

対話会を定期的に開催させていただきます。


【6月仙台サードオピニオン(精神疾患)・対話会】

日時:2015年6月20日(土) 13時30分から17時

場所:宮城県管工事会館6階ファミリーサポートルーム
(仙台市青葉区本町三丁目5の22)
宮城県庁の東側にあるビル
(地下鉄勾当台公園駅下車、徒歩8分)

費用:無料

途中入退出自由・匿名OK。

参加のご連絡は不要です。

当事者、ご家族、ご親族、問題意識を共有されている方のご参加をお待ちしています。


オルタナティブ協議会宮城では、精神疾患の薬の知識、減薬体験、
当事者−精神医療−家庭−社会の関係性について、
サードオピニオン、対話会を定期的に行います。

うつ病になった背景とは別に、
精神疾患の治療のために処方されている向精神薬。
薬を減らしたいと思っても、どうしたら良いのか、
どこの病院や誰に相談すればいいかもわからないまま、なかなか情報が得られないものです。

サードオピニオンとして、すでに自助グループ、家族会、その他の支援グループの方々の活動があります。

この会では、とくに、向精神薬の知識と、減断薬の体験について、
話し合う場を設け、
まだ事例はそろっていませんが、
減断薬時の特徴的な体験を少しでも共有できる活動を行いたいと思います。

ただ、減薬や断薬の推奨、指導、助言を行うことではなく、
精神疾患の治療が、薬の処方だけがすべてではない、イコール、
別の選択、あり方を知る必要があり、
そのために、話し合います。

精神疾患には、薬の治療が必要な場合はありますが、
それだけではなく、そもそも、減薬、回復を含めて、困難ではありますが、話し合う必要があります。

また、社会的なありかたを共有したいと思います。
当事者は、精神疾患になると、社会的に弱者として孤立し、
心のスパイラルで、気力を失くし、
なりたくてなったわけでないのに、その自己原因に苦しみ、孤立化、引きこもり、
自分の世界の防衛だけになる経験も、ひとつあります。
精神疾患、精神医療の問題は、
当事者と医師だけの二人だけの問題ではなく、
周囲がどのようにサポート、ケアできるかも課題です。

勉強会・お茶会を定期的に行う予定です。
宮城県仙台市中心です。

他に「全国オルタナティブ協会」にて、全国的に活動をすすめています。

当事者、ご家族、ご親族、問題意識を共有されている方のご参加をお待ちしています。

連絡先:altmiyagi@@gmail.com (@をひとつはずしてお使いください)
電話:050〜35九5〜4526 担当:熊谷 さま)

オルタナティブ協議会宮城 http://altmiyagi.jimdo.com/

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担当の熊谷さんは、20年以上お母さまのうつ病をみてこられた当事者ご家族だそうです。
震災後、お仕事を辞めて時間ができたときに、
疑問を持っていたことを調べてゆくなかで、
中川聡さん(http://ameblo.jp/sting-n/)の講演会に参加されたことをきっかけに、
知識を得て、精神医療の薬物治療の現状を知ったそうです。
それまでは、知らないまま数年前まで、
精神医療、医師、近親者の、心の病は医者に行って薬を飲む、
というアドバイスにまかせっきりだったそうですが、
本腰を入れてお母さまのうつ病と向き合い、断薬を2年サポートされてきて現在に至るそうです。

よい出会いが繋がり広がりますように。
必要な情報が、必要な方々へ届きますように。
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