カフェモンサンルー

2019/07/01

宿題

自分の弱点を知るのは自分。
一番触れられたくない場所を知っているのも自分。

そんな自分が
自分の成長のために
作った
自分のための宿題。

痛くない訳がない。
キツくない訳がない。

おい、おい、
ちょっと厳しすぎるよ。

子どもたちが
夏休みの前に
宿題計画表を作るみたいに

生まれる前のわたしは
自分はできると思って
あれこれ詰め込んで。
呑気だな。

ある日、気がついた。
なるほど、自分が自分のために作った宿題か。
記憶喪失になる前(生まれる前)のわたしが
記憶を失ったあと(生まれた後)、学びを深めるための
さまざまな仕組みを用意しているのかも
知れないと。
ヒントも散りばめてあるし、
ところどころでヒントをくれる人や本との
出会いも用意してある。
ロールプレイングゲームみたいだ。

ブループリント、とも言われる宿題。

私を苛立たせ
私を悲しませ
私を怒らせて
そこから何かを学びとれと。

わかった日に
やるなあ、私、
ピンポイントで私が一番嫌なことを
よくまあ用意したよね、と感嘆。

自分で自分に用意したと想像すると
スコンと腑に落ちるものがないですか?
なんでこんなに嫌なことが起きるのか。
なんでこんなに嫌な人に会うのか。
嫌な人、嫌なことも、自分が用意したとしたら。
そこから何を感じ、何を学ぶのか。
自分を変えると世界が変わる不思議を
実践してゆく宿題。
変わらないままの自分を
まるごとオッケーにしてしまう宿題。
正反対のようで気づくと同じ。
摩訶不思議。
言葉で説明するのは難しい。
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