カフェモンサンルー

2010/05/09

県美術館にて

宮城県美術館にて16日(日)まで開催中の特別企画展『絵本原画・黄金の1960年代〜ぐりとぐら、じぷた、おおきなかぶなど〜』を拝見してまいりました。
原画の迫力に、感動しました。
山本忠敬さんの絵には、写実的なのにあたたかみがあり表情があり、暗記するくらい読み聞かせた本でもあるので、「よし、じぷただ。たのむぞ!」のシーンではやはり涙がでてしまいました。
作家のみなさんがどんな紙に、どんな線運び、筆運びをされているのか見ることができて、鳥肌がたつようでした。
子供用だから、大人用だから、といういやらしい線引きはなく、ただその世界を伝えたいと思われて描かれたのであろう誠実で美しい迫力ある原画の数々にかなり刺激をいただきました。
もう一度、見に行きたいと思います。
山本忠敬さんの「しょうぼうじどうしゃじぷた」「のろまなローラー」の他にも、中谷千代子さんの「ジオジオのかんむり」、長新太さんの「三びきのライオンのこ」「たいへんたいへん」、小野かおるさんの「オンロックがやってくる」、佐藤忠良さんの「おおきなかぶ」、山脇百合子さんの「ぐりとぐら」「そらいろのたね」、寺島龍一さんの「うみからきたちいさなひと」、吉井忠さんの「きんいろのつののしか」、村山知義さんの「しんせつなともだち」、土方久功さんの「ゆかいなさんぽ」、横内襄さんの「ちいさなねこ」、なかのひろたかさんの「ぞうくんのさんぽ」、荻太郎さんの「りょうちゃんのあさ」が展示されています。

県美術館の皆々様、素敵な企画をありがとうございました☆

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