ええと
本屋さんで、空色の絵がパッと目に入りました。
その絵のタッチがおーなり由子さんだと思ったので手にとると、おーなり由子さんの旦那様のはたこうしろうさんでした。
そしてその本は、大好きな茨木のり子さんの詩集(水内喜久雄/選・著〈理論社〉)だったのでした。
茨木のり子さんの詩は、痛快です。
言いにくいことを、代わりにズバリと言ってくださっているようで。
むかし、有名な【自分の感受性くらい】という詩を読んだときの、衝撃をいまだに覚えています。
【わたしが一番きれいだったとき】を読んだときは、いまなお自由とはほど遠い国に生まれ住む、乙女たちの今をおもいました。
【みずうみ】を読んだときには、その名台詞を母として忘れないようにしようと思いました。
痛快で、でも読んだ後に独特の"しいん"とした考えるひとときをこちらに投げかけてくれる詩ばかりです。
サンルー図書に置いてあります。
美味しいコーヒーとともに、"しいん"としたココロの湖を見つめてみるのも素敵な時間です。
本日もご覧いただきましてありがとうございました。
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