カフェモンサンルー

2011/08/31

もったいないよ

中学生の男の子が、自ら亡くなったニュースをゆうべ知りました。
「いじめ」という言葉にいつも違和感を感じます。
あれは「嫌がらせ」です。
 
「嫌がらせ」をする人は、自分のエネルギーが枯れている分を気づこうともしないで他人から簡単に盗ろうとしている人です。
その人のエネルギーがなぜ枯れているのか、原因を見つめていかないと「嫌がらせ」は無くならないと思います。
子供の社会は大人の社会の縮図。
そしてその大人がかかえるインナーチャイルドに光をあてないと、きっと気づかないまままた「嫌がらせ」の連鎖が起きてゆくのだと思います。
小学生、中学生のみなさんは、まだまだ外界からの影響を受けやすい時期です。(物理的にも精神的にも、霊的にも)
なのでみなさんが悪いのではないです。
辛いときは、無理はしないで休んでください。
この世では、命より大切なものはないのです。
昨日のニュースでは、学校と家庭の話し合いの末、「明日から学校に行く」と少年が言った(言わされた)翌日の悲しい事件だったそうです。
少年は、本当は休んで元気をチャージしたかったのではないかな。
詳しくはわからないけれど、まわりの大人が簡単に解決させようと少年を追いつめたことが残念でなりません。
安心して家出ができる駆け込み寺のようなところがあったらな。
安心して、家事をしたり、自然にふれたり、釣りをしたり、生きている実感をチャージしてくれる場所。(理想はアルプスの少女ハイジのおじいさんの山小屋)
精神的にも安定した公平な視点を持つ安全な大人たちに守られて、ゆっくり傷を癒せる場所。
 
本当はエネルギーを盗む側も、ゆっくり休むべきなのでしょうね。
まわりの大人たちからエネルギーを盗まれているのでしょうから。
 
少年たちよ、これからがおもしろいんだよ。
すてきな恋をしたり、ハチャメチャに遊んだり、おもしろい友達ができたり。
自分がやりたかったことを自分の稼いだお金でチャレンジできたり、
世界中の行ってみたい国々をその目で見ることもできる。
いまはまだ知らない、わくわくした世界に触れることも予定されているはずなんだ。

命を断つ前に、どうかどうか。

 
亡くなられた少年のご冥福を、心よりお祈りいたします。

カフェモンサンルー