カフェモンサンルー

2011/10/05

スピリチュアルと物理学

「スピリチュアリティー」とは「生きていること、そのもの」。http://www.youtube.com/watch?v=t-9BsPbWThE
さまざまな「スピリチュアル」が玉石混交と存在する中で、それらを選んだり感じたりするチカラを養うことが必要な現代。じっと見つめて感じる。(霊感があったり超能力が使えることと、人として信頼できるかは別問題。) 
大きなお金を要求するもの、やたら脅かすもの、次回の予約を強制的にさせるものにはくれぐれも気をつけて。
人それぞれの人生ではありますが、支配されないようお気をつけて。信頼のおける方にサポートしていただくのはよいけれど、ご自分の人生のハンドルを握る手は離さずに。自分を救うのはやはり最後には自分だと思います。
さてさて、
今日の本は【スピリチュアルと物理学】という本です。
モヤモヤとわかりかけていることを、サクサクとわかりやすく説明してくださる著者は、素粒子・原子核物理学者の柊木匠さんという方。
"人は宇宙のかけらだった?!"の章ではこのようにお話されています。
『また、人のからだは29種類の元素からできています。
そのうち、水素、炭素、窒素、酸素の4元素が9割以上を占めていて、銅や亜鉛、ヨウ素といった重い元素も微量ながら含まれています。太陽などの恒星内部の元素合成(核融合)において作られる一番重い元素は鉄です。しかしながら、銅や亜鉛、ヨウ素といった元素は鉄より重いものなのです。
そう、これらの元素は太陽系内で作られたものではないのですね。恒星が寿命になって超新星爆発で系内を吹き飛ばしながら、惑星や他の星の元素と合成を繰り返して行った産物なのです。
つまり、私たちのからだの中にある銅や亜鉛は、他の星系から来て、太陽系内の星々、そして私たち生物などを形成していった元素なのです。太陽系ができて約46億年経ちますが、それ以前の気の遠くなるような年月を経て、作られていったものです。
そういった意味では、
人=宇宙のかけら・・・と言えるでしょう。
時折、星を身近に感じ、遠い星雲にノスタルジーを覚えることもあるでしょう。それは、遥か遠い時代の"かけら"が呼んでいるのかもしれませんね。
私たちのからだの中には遠い宇宙の記憶が入っていて、広大なものと微小なものの中間にあるものとして、全体を俯瞰していく存在であるのです。
そういった視点がこの自然を今のまま保っていくためには必要であって、また人はその役割と責任を負っていると言えるのではないでしょうか。
なぜならば、人は宇宙そのものなのですから。』
 
震災後に励まされ続けた歌も思い出しました。なるほどと思いました。

今日のおすすめ本でした。子供たちにも読ませたい♪→【スピリチュアルと物理学】 柊木匠 著者
BABジャパンより発行

本日もご覧いただきましてありがとうございます。
秋の雨です。
あたたかくしてお過ごしください☆

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