カフェモンサンルー

2011/12/07

わたしたちの震災物語

先日、大変ご多忙なスケジュールの中を
マスターも私も敬愛するノンフィクション漫画家でありコラムニストの井上きみどりさんがお店に遊びに来てくださいました☆
先月発売されたばかりの新しいご本をいただきました。ありがとうございます!
さっそくサンルー図書に置かせていただきました☆

一人一人、それぞれの体験や違う思いがあると思いますが、自分ではない人々がどのように過ごされ、どのように思っていたのかを知ることで、勇気をいただいたり元気をいただいたり、三回ほど涙が出るようなシーンがあったりと、思いがけない心の整理効果もあってとてもよい本でした。
物資を送ってくれた親戚や励ましメールお手紙をくれた友人にも年末のご挨拶とともにプレゼントしたい一冊です。
サンドウィッチマンさんも大推薦!
【わたしたちの震災物語 〜ハート再生ワーカーズ〜 】
著者:井上きみどりさん
集英社 790円+税

目次からご紹介↓↓↓
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はじめに
vol.1 石ノ森萬画館編
vol.2 赤ちゃん一時避難プロジェクト
vol.3 日本冒険遊び場づくり協会
vol.4 被災体験福島県いわき市三上伸子さん
vol.5 日本トイレ研究所
vol.6 学習サポートNPOアスイク
vol.7 浜のミサンガ環(三陸に仕事を!プロジェクト)
vol.8 動物愛護団体アニマルピース
vol.9 サンドウィッチマンの7か月
vol.10 チェルノブイリから学ぶべきこと
vol.11 危機管理アドバイザーに聞く、女性と防災
vol.12 宮城県仙台市井上家の場合
あとがき
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思いおこすと、本当にたくさんの方々に助けていただき感謝の気持ちが改めて心にあふれてきます。
また、尊い命を失われた方々へ、改めて心からのご冥福をお祈りします。
甚大な被害を受けられたみなさまへも、一日も早い復興を心からお祈りいたします。
この9か月、忘れたことはなかったし、いつも自分には何ができるか問い続ける日々でした。
いまだに無力感に襲われたり、記憶が跳んだり物忘れがひどくなったり、疲れやすかったりしています。
みなさんもきっと同じように、人の情けや優しさに触れ感謝感動しながらも、一方で悩み苦しむような日々だったと思います。
この本のあとがきにあったきみどりさんのお話に強く共感しました。
そしてそれは私の救いとなりました。
きみどりさん、ご自身もご家族を守りながら大変な日々を過ごされていたのに、ボランティアサイト「震災にあった女性のためのからだとこころの救急箱」を立ち上げてくださったり、東北、宮城県、仙台のことを全国に発信してくださり、本当にありがとうございました。
心細いとき、いつも元気をいただきました。
井上家のみなさまも、本当にありがとうございました。

http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/webshop.cgi?isbn=978-4-08-782396-7
 
本日もご覧いただきましてありがとうございます。
明日も和やかなよい一日となりますように。

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