インナーチャイルドが待っている

年末年始、久しぶりにご実家へ帰られた方、
親や兄弟に会った方、
たくさんいらっしゃったと思います。
無事に命あって、宴を囲める幸せを思いながらも、
ふとした事で感情が乱れたり、辛くなったりした方もいらしたのではないでしょうか。
私の場合は、がんばって作ったお節や諸々を食べてもらえませんでした。
「おなかがすいていなかった」「あまり食べたくなかった」「きらいなおかずだった」など、きっと悪気はなかったんだと思いますし、
やはり世代が違い、好みの味も違うでしょう。
頭では理解していても、
心の中にいるインナーチャイルドさんはガッカリし悲しんでおり、どうしようもありませんでした。
これは多分、親のインナーチャイルドも関係していて、
「食べ物＝愛情」と仮定すると、愛情の受け方が下手なのだろうなあと想像します。
複雑な、私たち子供が想像もできないような複雑な感情があるのだろうな、と大人の部分の私は理解します。
インナーチャイルドである私の部分は、この件から子供時代の思い出まで掘り起こし悲しみ続けています。
「がんばったね、ありがとう。」
口にだして褒めてもらいたかった。いや、ただ喜んで欲しかった。
これは多分、親のインナーチャイルドも同じではないかと想像します。連鎖でしょうか。
タイムマシンがあったら、私は子供時代の親に会いに行って、たくさん褒めてあげたい、といつも思います。
親自らのエゴからではない、親の心からの自分に向けられた賞賛、承認、感謝。
子供たちはせつない位にそれらを求めている。
自分は次世代に対して出来ているだろうか。
親手作りの家具に囲まれ、あたたかいお家で子供時代を過ごさせてもらいましたので愛情はもちろんかけてもらったはずで心から感謝をしています。
甘えているのかもしれません。でも人の悲しみや辛さは比較できるものではないので、
静かに内面を観ています。
元旦の次の日は、一日寝込んでしまいました。
たぶん、ほかにも私のような方がいらっしゃると思います。もう大丈夫ですか？
ゆっくり休んでくださいね。
　
今月１４日(月・祝)には、
【インナーチャイルドが待っている】
という講演会があります。
由井寅子さんの講演会です。
会場は、ハーネル仙台２Ｆ 松島 。
参加費は、一般の方は３千円です。
ぜひお話を聞きにお出かけください。
http://www.homoeopathy.ac/11reserve/114_1.php
　
インナーチャイルドからワンダーチャイルドへ。
みなさんが日々をたのしく楽に過ごせますように。