カフェモンサンルー

2014/06/15

父の日に

父の日に読みたい一冊。

【あしたのパパ〜子どもにすごいと思われる105の方法】
マイケル・オズボーン・ジュニア・ジュニア 著

悟に聞いてみました。
「パパと健ちゃんのパパ、どっちがかっこいい?」
悟は即答しました。
「健ちゃんのパパ。」
子どもはどうして、こんなにも素直で残酷なのでしょうか。


子ども(八歳)にすごいと言われたいパパの「アイデア」と、失敗したときの「言い訳」が満載。
父親も一人の人間。あれこれ悩んで、哀愁をただよわせながらも、ユーモアや、おかしみのつまった一冊です。

「ラムネの飲み方を知っている」のページでは、言い訳として
『悟より飲み干すのが遅かったときは、勝ち誇っている悟に対して「パパのビー玉のほうが少し大きかったみたいだな」と、得意顔で最後の一滴を飲み干す。』
「ポップコーンを放り投げて食べられる」のページでは言い訳として、
『上手く口に入らなかったら、目をこする。悟にどうしたの?と聞かれたら、「目薬ないかな、ゴミが入ったから」と失敗を目のせいにする。』
「お化け屋敷で声を出さない」では、言い訳として
『古い遊園地でウォークスルー式だったら、「ライド式じゃないと怖くないんじゃないか」「ライド式って?」。すぐさま手を引き、別のアトラクションに興味を持たせる。』

せこい上に切ない!
でも、なんてヒューマン(笑)
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