ドイツの国営放送
すごく気になった動画。
でも字幕が英語なので、内容がいまいち掴めなかったのです。
英語、勉強しないとなあ、苦手なんですよ……。
そうしましたら、いつも美しい写真と叡智に満ちた文章で私を癒してくださるpimboke6さんが翻訳をして下さっていました〜(喜涙)
ありがとうございます!
2013年4月22日、ドイツのバイエルン州の国営放送が放映したホメオパシーに関するドキュメンタリー番組。
【ホメオパシーは医学なのか、まがいものなのか?】
http://www.youtube.com/watch?v=uwwdpnh7Uq4
pimboke6さんの翻訳はこちら→ http://homeopa.exblog.jp/23011589/
以下、英訳からの邦訳、途中までです。気になる方はぜひ上のサイトを。
…………………………………………………………………………
ここにある瓶は、みなさんご覧になったことがあるかもしれません。
この中には砂糖粒が入っています。
多くの人に信頼されているホメオパシーの治療薬です。
ドイツ人の半数以上が、ときどきこの砂糖粒をとります。
ホメオパシーは200年ほど前にサミュエル・ハーネマンによって発見されました。
以来200年間、人々は彼の教えについて議論しています。
批判的な人々は、ホメオパシーのレメディーのほとんどは有効成分を含んでいないと主張します。
それを理由に、ホメオパシーは手品のようなものだと言います。
ではホメオパシーの秘密とはどんなものでしょう?
今日はそれを追及してみたいと思います。
まずはそれがどのようにして作られるか。
実際、このいわゆる「手品」には、かなり手がかかるようです。
病気を治す有効成分は、はじめは目に見えます。
この場合、それはべリスペレニス(デイジー)です。
アウクスブルグのホメオパシー研究所の職員は、
60ミリグラムのべリスペレニスを、100倍の量の乳糖と一緒にすりつぶします。
厳密に6分間すりつぶし、4分間鉢に貼りついたものをこそげとります。
これを繰り返して一時間続けます。
次に中身の一部をさらに100倍の乳糖で薄め、同じ工程を繰り返します。
これを三回まで繰り返したあと、その中身を、水とアルコールの溶液に溶かします。
これ以降、希釈と震盪を繰り返します。
ポーテンタイゼーションと呼ばれるこの特別な方法によって、ホメオパシーのレメディーは作られます。
ホメオパシーの原理によれば、
希釈、震盪を繰り返せば繰り返すほど、作用は強くなります。
数学的に言えば、百倍希釈を12回繰り返した段階で、
すでに元の物質の分子はひとつも残っていません。
つまりべリスペレニスの分子はそこには存在しないということです。
有効成分がないのに効くはずがない、と批判者は言います。
その砂糖粒をとっても、森の中を半裸で走り回ってご先祖様に祈願しても、結果は同じだと主張します。
もう少しやんわり言えば、ホメオパシーが効くとしても、それは現在の自然科学の法則では説明できないということです。
しかしホメオパシーの効果を伝える逸話は、非常に重篤なケースでも目を見張るものがあります。
クララ・シュミットは医師であり、
自身のことを、アロパシー医療(現代医学)に傾倒する医師であると言っています。
ですから四年前に乳房に結節を見つけたとき、即座に状況を理解しました。
乳ガンになったのです。
正確な診断は衝撃的でした。
すでに肝臓だけでなく全身の骨にも転移していました。
クララ・シュミットは、自分が治らないことを知っていました。
というより少なくとも、そのようなケースがアロパシー医療で治ったという前列を聞いたことがないということを知っていました。
そんなとき、突然ある本と出会いました。
ホメオパシーによるガン治療についての本でした。
「薬剤師の友人がこの本をくれたのです。
私はホメオパシーを真剣に受け止めていないので、それは読みたくないと言いました。
でも結局、その本に書かれていたケースに興味を持ち、ホメオパシーで治癒したけれどアロパシー医学で説明のつかないケースにも興味を持つようになりました。
そして最終的に、その本の著者に電話をかけたのです。」
クララ・シュミットはその本に導かれ、マジオーレ湖にあるサンタクローチェ・クリニックのジェンス・ヴルスター医師のもとを訪れました。
医師と患者の最初の会見は三時間ほどかかりました。
いわゆる病歴の問診です。
ジェンス・ヴルスターは目の前に座っている患者のすべてを知りたがります。
生活状況、習慣、病歴、精神状態のほか、今の病気の性質などです。
ホメオパス(ホメオパシーのプロ)にとっては、そのひとつひとつの詳細がすべて症状です。
最後にヴルスターは「レパトリー」 を見て適切なレメディーを割り出します。
レパトリーはさまざまな症状とそれを治すことのできる物質のリストです。(訳注:正確には、その症状を引き起こす物質)
そのリストは一連の体系的な実験によってつくられたものです。
ホメオパシーの先駆者たちは、さまざまな物質を健康な人々に与えたときにどんな症状が現れるかを観察しました。
その後、病気の人に適切な物質を与えたときに、これらの症状が消えるかどうかを確認しました。
適切な物質とはつまり、
健康な人に与えて同じ症状を引き起こす物質のことです。
続く
でも字幕が英語なので、内容がいまいち掴めなかったのです。
英語、勉強しないとなあ、苦手なんですよ……。
そうしましたら、いつも美しい写真と叡智に満ちた文章で私を癒してくださるpimboke6さんが翻訳をして下さっていました〜(喜涙)
ありがとうございます!
2013年4月22日、ドイツのバイエルン州の国営放送が放映したホメオパシーに関するドキュメンタリー番組。
【ホメオパシーは医学なのか、まがいものなのか?】
http://www.youtube.com/watch?v=uwwdpnh7Uq4
pimboke6さんの翻訳はこちら→ http://homeopa.exblog.jp/23011589/
以下、英訳からの邦訳、途中までです。気になる方はぜひ上のサイトを。
…………………………………………………………………………
ここにある瓶は、みなさんご覧になったことがあるかもしれません。
この中には砂糖粒が入っています。
多くの人に信頼されているホメオパシーの治療薬です。
ドイツ人の半数以上が、ときどきこの砂糖粒をとります。
ホメオパシーは200年ほど前にサミュエル・ハーネマンによって発見されました。
以来200年間、人々は彼の教えについて議論しています。
批判的な人々は、ホメオパシーのレメディーのほとんどは有効成分を含んでいないと主張します。
それを理由に、ホメオパシーは手品のようなものだと言います。
ではホメオパシーの秘密とはどんなものでしょう?
今日はそれを追及してみたいと思います。
まずはそれがどのようにして作られるか。
実際、このいわゆる「手品」には、かなり手がかかるようです。
病気を治す有効成分は、はじめは目に見えます。
この場合、それはべリスペレニス(デイジー)です。
アウクスブルグのホメオパシー研究所の職員は、
60ミリグラムのべリスペレニスを、100倍の量の乳糖と一緒にすりつぶします。
厳密に6分間すりつぶし、4分間鉢に貼りついたものをこそげとります。
これを繰り返して一時間続けます。
次に中身の一部をさらに100倍の乳糖で薄め、同じ工程を繰り返します。
これを三回まで繰り返したあと、その中身を、水とアルコールの溶液に溶かします。
これ以降、希釈と震盪を繰り返します。
ポーテンタイゼーションと呼ばれるこの特別な方法によって、ホメオパシーのレメディーは作られます。
ホメオパシーの原理によれば、
希釈、震盪を繰り返せば繰り返すほど、作用は強くなります。
数学的に言えば、百倍希釈を12回繰り返した段階で、
すでに元の物質の分子はひとつも残っていません。
つまりべリスペレニスの分子はそこには存在しないということです。
有効成分がないのに効くはずがない、と批判者は言います。
その砂糖粒をとっても、森の中を半裸で走り回ってご先祖様に祈願しても、結果は同じだと主張します。
もう少しやんわり言えば、ホメオパシーが効くとしても、それは現在の自然科学の法則では説明できないということです。
しかしホメオパシーの効果を伝える逸話は、非常に重篤なケースでも目を見張るものがあります。
クララ・シュミットは医師であり、
自身のことを、アロパシー医療(現代医学)に傾倒する医師であると言っています。
ですから四年前に乳房に結節を見つけたとき、即座に状況を理解しました。
乳ガンになったのです。
正確な診断は衝撃的でした。
すでに肝臓だけでなく全身の骨にも転移していました。
クララ・シュミットは、自分が治らないことを知っていました。
というより少なくとも、そのようなケースがアロパシー医療で治ったという前列を聞いたことがないということを知っていました。
そんなとき、突然ある本と出会いました。
ホメオパシーによるガン治療についての本でした。
「薬剤師の友人がこの本をくれたのです。
私はホメオパシーを真剣に受け止めていないので、それは読みたくないと言いました。
でも結局、その本に書かれていたケースに興味を持ち、ホメオパシーで治癒したけれどアロパシー医学で説明のつかないケースにも興味を持つようになりました。
そして最終的に、その本の著者に電話をかけたのです。」
クララ・シュミットはその本に導かれ、マジオーレ湖にあるサンタクローチェ・クリニックのジェンス・ヴルスター医師のもとを訪れました。
医師と患者の最初の会見は三時間ほどかかりました。
いわゆる病歴の問診です。
ジェンス・ヴルスターは目の前に座っている患者のすべてを知りたがります。
生活状況、習慣、病歴、精神状態のほか、今の病気の性質などです。
ホメオパス(ホメオパシーのプロ)にとっては、そのひとつひとつの詳細がすべて症状です。
最後にヴルスターは「レパトリー」 を見て適切なレメディーを割り出します。
レパトリーはさまざまな症状とそれを治すことのできる物質のリストです。(訳注:正確には、その症状を引き起こす物質)
そのリストは一連の体系的な実験によってつくられたものです。
ホメオパシーの先駆者たちは、さまざまな物質を健康な人々に与えたときにどんな症状が現れるかを観察しました。
その後、病気の人に適切な物質を与えたときに、これらの症状が消えるかどうかを確認しました。
適切な物質とはつまり、
健康な人に与えて同じ症状を引き起こす物質のことです。
続く
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