カフェモンサンルー

2014/07/13

知らない間に毒親になっていないか

最近読んでよかったなあという本を二冊。サンルー図書に置いてあります。

【不幸にする親〜If You Had Controlling Parents/ダン・ニューハース/玉置悟=訳/講談社】

苦しくなるときはまだ読まなくていいのだと思います。
読みたい、と思ったときにどうぞ。
無理なく。

【父親再生/信田さよ子/NTT出版】
「本書は、あらゆる世代の父親、それに息子である男性たちを対象としていることはいうまでもないが、妻であり母である女性たちや、「父親だけは理解不能だ」と匙を投げている娘たちにもぜひ読んでもらいたい。
まず、わずかでもいい、父に対して好奇心をもってもらいたい。」本文より

子育て中のパパさん、
結婚する予定の旦那さん、
彼女ができた方、
いまからすばらしい伴侶に出会う予定の方、
今世は一人がいいんだという方にも。
すべての男性にオススメしたい一冊です。
もちろん、女性にも。
先日話題になった都議会でのセクハラ発言についても、関係がありそうです。
最初はママの味方であったであろう男の子が思春期になり、
父親よりも腕力がつき身長も高くなり父親にとって脅威になりはじめると、
父親が「お前も男になったな」と息子を懐柔しはじめる。
そして、家庭内に男性同士の絆が生まれ、
ママ思いの息子が男陣営に加わることになり、
父親を許し、仲間となることで
父親が持つ「女性蔑視」も受け入れてしまうというお話。
常々なぞだったのです。
いつ、男の子たちは女性に対する気持ちを変えてしまうのだろうと。
なるほどと思いました。
信田さよ子さんは、原宿で長年カウンセリングをされている臨床心理士。
大変勉強になりました。(子供に愚痴をこぼし、自分だけすっきりしている親も、虐待になりうるとありました。気をつけましょう。子供につい甘えてしまう親も多いですよね。私も気をつけます。)
本書の中に「アメリカ在住経験のある人は、人生を安心して過ごすためには《右手に弁護士、左手にサイコセラピスト(心理療法をする者)が必要》が常識」とありました。(そんな世の中は狂っているのかもしれませんが。)
日本ではまだカウンセリングにかかるというと抵抗がある方も多いですよね。
病院や投薬にすぐ行かないで、気軽にかかれる信頼できるカウンセラーさんがいると頼もしいでしょうね。(または、尊敬できる先輩やメンター的な。精神的に成熟したバランスのとれた第三者の大人。)
我が家は、定期的に信頼しているホメオパスさんに体と心のメンテナンスをお願いしています。おかげさまで和やかです。言いたいことは隠さず言い合えます。喧嘩じゃなくて話し合い。楽です(笑)
家庭内権力闘争ほど、むなしく疲れて悲しいものはないです。
仲良くやれる解決法が、ホメオパシーにもあります。自分で気がついて、自分で治す。

本日もご覧いただきましてありがとうございます。
皆々様に心より感謝をこめまして。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。
カフェモンサンルー