カフェモンサンルー

2014/09/04

本日も、つれづれと

先週のNHKスペシャル「異常気象」に続き、火曜日のフジテレビのカスペ!「異常気象」に続き、
昨晩は気象庁の会見が報道されていました。
東大の大気海洋研究所教授の、木本 昌秀 会長が
「異常気象分析検討会」での話をされていました。
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「気象状況としては、また来ます。
同じようなことは
広島でなくても、日本のどこに来てもおかしくない。
8月の降水量は歴代一位の多さ。
30年に一回起こるか起こらないか、それぐらいの頻度の現象。
地球温暖化による影響を現した可能性があると思います。
一回来ればしばらくは来ないといままでは思っておられたかもしれないが
そういう常識が通用しなくなる時代が来ている。」
「降水は増える場所では増えるんだけども、増えない場所では逆に減ったりする。
温暖化したらピンポイントの雨が降るという意味では必ずしもないんですけどね、
降るときにはより多く降るようになる。」
「今の気象技術では予測できませんので、特別警報もつくりましたが、
例えば、伊豆大島のときも、
あんな狭いところの予報は出せませんのでね、
特別警報じゃないから大丈夫なんてそんなこと思っている方がいたら(笑)大きな間違い。」
木本昌秀氏 報道ステーションより
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予報がはずれたからといって
自然相手ですから責めるのもおかしな話で。
きっとすごく責める方がいるんでしょうね。
私はそれよりも、「温暖化したらピンポイントの雨が降るという意味では必ずしもないんですけどね」
という箇所がひっかかりましたよ。
気象庁の気象研究所では
ピンポイントに雨を降らせる実験と研究を
一生懸命されているところでしょうから。

気象研究所物理気象研究部「人工降雨研究の最前線」
http://jcsepa.mri-jma.go.jp/outreach/20090306/symp090306_murakami.pdf
この資料の中に「人工降雨(雪)の効果判定」というページがあるのですが、
降らせたい場所のことを「標的地」って書いてあって、
「標的」ってなんかいやな言い方だなあと思いました。
アメリカ、中国、タイでも人工降雨は事業として行われていて、
世界中でさまざまな実験をしているから大気がおかしくなって偏西風の蛇行も変になったのではなかろうか。
地球の自然の営みもあるのだろうけれど。

九州大学の工学研究院、環境都市部門の西山浩司さんは
マレーシアの会社と人工降雨実験をされています。
「人工降雨実験の成果」http://afjets.com/cloud_seeding/3.html

これ以上被害がでませんように。
復旧復興が一日も早くなされますように。
心が痛い方々が、少しでも気持ち安らぐことが日々ありますように。
カフェモンサンルー