１０００ドルの薬より、一曲の音楽を！

今朝、フォーラム仙台さんで

【パーソナル・ソング】http://personal-song.com/

を観てきました！

感動しすぎて、傘をどこかに忘れて帰宅してしまいました。

【パーソナルソング】は、４月10日（金）まで
朝９時２０分からの上映です。
どうぞお見逃しなく！

私は、２６歳のころに、母が癌で入院し、亡くなるまでの一年間を看病しながら過ごしました。
母の病状がひどくなってから個室に移り、
私はなんとか病院の中で『入院患者』に身も心もなってしまっている母に、母自身を取り戻してほしくて、ラジカセに母が好きそうな音楽を入れて持っていきました。
でも、子どもである私がイメージした『母が好きそうな音楽』は、ことごとく外れていました。
いま思えば、遠く離れた土地に住む母の姉妹兄弟に、
聞いてみればよかったと今でも後悔していますし、
何よりまだ若かったせいもありますが
母の趣味嗜好について本当にわかっていなかったことが情けなくて悔しい気持ちでいます。

マスターが入院したときは
重い病院の空気に呑まれないよう
回診の間、廊下で待つときには
窓から空高くを眺め祈りながら、小さなハミングで場が軽くなるような歌を歌って待ちました。
退院したあと、マスターは、あのハミングに救われたと言っていました。
本当に小さな声でのハミングでしたから、聞こえていたのかと驚きました。

(病院や施設に、音楽室を作ったらいいと思います。防音の部屋。泣いてもいいし、歌ってもいいし、踊ってもいい。流行のお一人様用カラオケboxみたいな個室を何部屋か。気が済むまで叫んでもいい場所。）

音楽は音の波。
波動、波長。

私たちの体も原子の振動。

記憶の周波数。
組み込まれた音楽。

１０００ドルの薬よりも、一曲の音楽を！！！

みなさんの親御さんの、大切な思い出の曲は何ですか？

みなさんのお子さんの、好きな音楽は何ですか？

みなさんの大切な一曲は、何ですか？