カフェモンサンルー

2015/05/21

署名をお願いいたします

想像してみてください。

もし、あなたが大学生で、
人間関係やなにかでつまづき、
はげしくおちこむことがあったとします。

実家にも居づらく、心配した両親に精神科に連れていかれたとします。
精神科から、抗うつ剤のパキシル(SSRI)を処方され、副作用の衝動が起き、引っ越しやさんを殴ってしまったとします。

落ち込みから、うつ病と診断されていたのが、幻聴や幻覚などもないのに統合失調症と診断名が変わり、
リスパダールというクスリが出され、その副作用で首がうなだれるようになります。

精神科へ入院となり、ある日突然、身動きがとれないようがんじがらめにされ、
複数のクスリを点滴されます。

その副作用でジストニアという症状が出ます。
体がかってに動いてしまうのです。不自然な方向に手足が曲がったり、突っ張ったりします。
でもその病院は「文句があるなら退院しろ」と言うので、
ジストニアを治療するために千葉の大学付属病院へ転院します。

そこでは、ボトックス注射、アーテンという抗パーキンソン薬を投与、さらに
向精神薬は使わないでと親が頼んでも、知らない間に使われて、
さらなる副作用で、後ろ向きに歩いたり、認知異常が出たり、余計おかしくなります。
さらに電気ショック療法もされます。
まともな会話もできなくなり、自力で排泄もできなくなります。
なんという屈辱!

転院先で、保護室という名前の隔離された部屋に入れられ、准看護師による暴力により頸椎骨折。
体を自力で動かせなくなります。
そして、亡くなります。

想像してみてください。
もし、あなただったら。
もし、自分の兄弟やお子さんだったら。

これは、殺人ですよね。

私は、記事を読むたび、悔しくて悔しくて震えます。

いま、うつなどの早期発見早期治療と称した早期介入が謳われ、地域の保健センターや幼稚園、学校までも
精神医療の手先のようになってしまっています。安易に投薬を開始するため問題が複雑化してゆきます。
このような事件が、氷山の一角なのではないかと、とても心配になります。

この事件は、つい三年前にあった事件です。
最初は、大学生になった男の子が、人間関係やお金のことでトラブルになったことから。
そこで、精神薬が入ることで、
男の子の人生が狂っていきました。

本当に悔しいことに、事件の捜査が進まないのだそうです。

いま、署名活動を急いですすめていらっしゃるのは、
男の子のお姉さんです。

どうか一日も早く、捜査が進み、暴力をふるい罪のない男の子が殺された事件の犯人が逮捕されるとともに、
向精神薬の被害も明るみに出ますように。

詳しくはこちら。署名先もあります。私も署名しました。
【弟のこと。〜その陽はまだ沈まない〜/ご協力のお願いです】http://gunter75.blog.fc2.com/blog-entry-89.html

男の子の命は戻りませんが、
そのぶん世の中をよくできたら
あちらの世界で少しでも男の子が報われるのではないかと思います。

本当に悔しい。

親御さんが、クスリについて知識があったら。

最初に出された「パキシル」がどんなクスリなのか。
【抗うつ剤SSRI(パキシル、ルボックス、デプロメール、ジェイゾロフト)の危険な副作用18症例】
http://www.mynewsjapan.com/reports/displayimage?file=ReportsIMG_J20100401123506.jpg

【メンタルクリニックへ行く前に!知らないでは済まされないクスリの話】
https://www.youtube.com/watch?v=nOG4ynmjRFo

【第三回・精神薬の薬害を考えるシンポジウム2】
https://www.youtube.com/watch?v=6aJXZwuoHiw

【うつ病薬物治療の功罪を問う・第一回オルタナティブ協議会セミナー】
https://www.youtube.com/watch?v=fqrfYfiBR1Y


男の子が欲しかったのは、必要だったのは、
クスリではなく、拘束や病名でもなく、
共感や、あたたかい心や、手作りの美味しいごはんや、
広い世界への視野や、
お日さまの光や、潮風や大自然の心地よさや、
安心できる場所での、ゆっくりしてもいい時間や、
そばにいてくれる仲間や、人生における先生や先輩方の智恵なのではないだろうか。

【いばや通信/私が貧乏性によって躁鬱病と統合失調症を克服し、3ヶ月で15キロ痩せた話。】
http://ibaya.hatenablog.com/entry/2015/01/30/092600
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