カフェモンサンルー

2015/07/27

その1:悲しいことは全部「うつ」?

書類を整理していたら
昨年4月に週刊現代で特集された記事の切り抜きがでてきました。
また行方不明にしてしまう前に、ここにメモさせていただきます。
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【大特集:病気はクスリで作られる/特効薬の販売で、「うつ病」患者が2倍に増えた!】

《悲しいことは全部「うつ」》
「病気があるからクスリが作られる。」
患者はみな、この常識を信じ込んでいる。
しかし真実は正反対、「クスリがあるから病気が作られる」のだ。
あなたが飲んでいるクスリ、本当に必要だろうか。

「積極性や自己主張が評価されるアメリカでは、
『悲しみ』『落ち込み』といった感情は好ましくないものであり、すぐに『うつ病』と診断されてしまいます。
一方日本では、そうした負の感情も生きてゆくうえで避けることのできない、
時には必要なものだとさえ考えられてきた。
うつの基準には、文化的な違いがあるのです。」

アメリカのジャーナリストで、著者『クレイジー・ライク・アメリカ/心の病はいかに輸出されたか』が日本でも話題となったイーサン・ウォッターズ氏はこう語る。

「しかし、それでは日本でうつ病の患者数が増えず、市場になりません。
製薬会社にとっては都合が悪い。
そこで彼らは、

『病的な悲しみ』と『自然な悲しみ』

の境界線を操作することに決めました。
それまで病気とはみなされなかった自然な感情も、病気であることにする。
そうして製薬会社は、

日本を抗うつ薬の『メガ・マーケット』

に仕立て上げることに成功したのです。」(ウォッターズ氏)

今、「クスリ」の信頼が大きく揺らいでいる。

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長くなりますので、次回に続きますね。
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