雨あがりの墓地へゆくのは憂鬱。
命日。
あれこれ思いだし、「やはりあの治療は間違ってた」とか
「主治医のうしろにいた若い医師が新発売の抗がん剤を使いたがったために母は苦しんだ」とか
ネガティブな気持ちが沸き上がり止まらなくなった。
きっと眉間にシワが寄っていただろう。
「笑って!もう大丈夫だから。」
そんなふうに呼び止められた気がして顔をあげると
シロクマのぬいぐるみが道端に立っている!
のんきな表情にこちらもつられて笑顔になった。
なんでこんなところにいるの?
みんなに元気をあげようとしているの?
不思議なシロクマ。
ありがとう☆
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