ガスターの使用を止めたら「ぼけ」が改善
JR東海の裁判のニュースを見ていました。
認知症とされる男性が線路内に入ったための事故でした。
そのニュースに関連してインタビューに答えていたご夫婦。
奥様が認知症だそう。
だんなさんがご自宅で面倒を看られていて。
以前は、ご夫婦でコンビニを経営し、忙しく休みもなかったそうです。
認知症とされる奥様は
おしゃべりが止まらない、
徘徊があり外へ出てしまう、
とのことでした。
お元気だったとき、毎日忙しく立ち働く中で、心の中の欲求として
だんなさんとゆっくりおしゃべりしたいな、
なかなかでかけられないけどどこか遠くに行きたいなあ、
というものがあったのかもしれないと想像しました。
それから、
これは読んでおいて損がないと思うのでメモします。
【認知症にさせられる!/浜 六郎/幻冬舎新書】
裏表紙の解説より
【「高齢者は入院するとボケる」とはよく聞く話だが、
その多くは、薬が原因で単なる一時的な認知障害(せん妄)に陥っているだけ。
にもかかわらず、その状態を
「認知症が始まった」と判断し、
さらに薬を増やす医者が数多くいる。
不要の薬を何種類も飲み続けることで、認知症にさせられてしまう悲劇を、
どうしたら防げるのか。
間違いだらけの診察・投薬から大切な家族を守るために身に付けたい薬の知識。
処方されたら要注意の薬剤リスト付き。】
さまざまな実例、症例が、勉強になります。
胃薬のガスター(ファモチジン)が、認知症のような症状を引き起こすなんて!
また、せん妄を引き起こす薬は
インフルエンザに使われる「タミフル」、
抗生物質のチエナム(カルバペネム系)は常用量でもせん妄が起きるそう。
ピロリ菌の除去に使われる抗生物質もせん妄を引き起こすことがあるそうです。
また、喘息やアレルギーに使われる、ロイコトリエン受容体拮抗剤(オノン、プランルカスト、アコレート、キプレス、シングレア)などもせん妄を引き起こすことがあるそう。
薬が体質的に合わない人は、気をつけてみてはいかがでしょうか。
ほかにも、抗うつ薬や、睡眠薬も、せん妄を引き起こす話や、
たくさん書いてありますので、
気になる方はご一読を。
本棚に置いてありますので。
ポケット文庫【薬でどんどん痴呆て行く /日本大学名誉教授 田村 豊幸 】も、合わせてどうぞ。
こちらには、真面目に飲めば飲むほど認知症になるかもしれない薬があげられています。
高血圧に使う、レセルピン、アポプロン、
胃炎、胆嚢炎、胃十二指腸潰瘍、腎炎などに使う、プリンペラン、プロメチン、
胃、十二指腸潰瘍、うつ病などに使う、ドグマチール、アビリット、
脳動脈硬化症による興奮、徘徊などに使うグラマリール、
脳梗塞や脳出血の後遺症や脳動脈硬化に伴う意欲低下などに使われるヘキストール、
脳出血後遺症に伴うめまい、頭痛、抑うつ、不安、興奮などに使われるアポノール、セロクラール、
脳動脈硬化症などに使われる、サブロミン、エレン、
脳出血後遺症による意欲低下に使われるセレポート、
神経症による不安、緊張、抑うつ、不眠、心身症(自律神経失調症など)における不安、緊張、抑うつ、不眠などに使われるメイラックス。
脳卒中後の意欲低下、言語障害などに使われるホパテ。
……………………………………
以上、「薬でどんどん痴呆てゆく」より。少し古い本なので、ご自身でも情報を見直したり調べたりしてみてください。
注意!:薬を飲まれている方で止めようと思っている方は、薬によっては突然止めると「離脱症状」という危険があるそうなので病院や薬局に相談したり、よくよく調べたりしてください。
いやはや。薬は、気をつけて、使わないとね……。
苦しむのは、つつましく日常を営む私たち一般人。
薬屋さんが儲かるのは経済的には良いことかもしれないけれど、隠さず情報を伝えてほしい。
お天道様が見ている。
薬害による認知症がなくなりますように。
心から祈ります。
認知症とされる男性が線路内に入ったための事故でした。
そのニュースに関連してインタビューに答えていたご夫婦。
奥様が認知症だそう。
だんなさんがご自宅で面倒を看られていて。
以前は、ご夫婦でコンビニを経営し、忙しく休みもなかったそうです。
認知症とされる奥様は
おしゃべりが止まらない、
徘徊があり外へ出てしまう、
とのことでした。
お元気だったとき、毎日忙しく立ち働く中で、心の中の欲求として
だんなさんとゆっくりおしゃべりしたいな、
なかなかでかけられないけどどこか遠くに行きたいなあ、
というものがあったのかもしれないと想像しました。
それから、
これは読んでおいて損がないと思うのでメモします。
【認知症にさせられる!/浜 六郎/幻冬舎新書】
裏表紙の解説より
【「高齢者は入院するとボケる」とはよく聞く話だが、
その多くは、薬が原因で単なる一時的な認知障害(せん妄)に陥っているだけ。
にもかかわらず、その状態を
「認知症が始まった」と判断し、
さらに薬を増やす医者が数多くいる。
不要の薬を何種類も飲み続けることで、認知症にさせられてしまう悲劇を、
どうしたら防げるのか。
間違いだらけの診察・投薬から大切な家族を守るために身に付けたい薬の知識。
処方されたら要注意の薬剤リスト付き。】
さまざまな実例、症例が、勉強になります。
胃薬のガスター(ファモチジン)が、認知症のような症状を引き起こすなんて!
また、せん妄を引き起こす薬は
インフルエンザに使われる「タミフル」、
抗生物質のチエナム(カルバペネム系)は常用量でもせん妄が起きるそう。
ピロリ菌の除去に使われる抗生物質もせん妄を引き起こすことがあるそうです。
また、喘息やアレルギーに使われる、ロイコトリエン受容体拮抗剤(オノン、プランルカスト、アコレート、キプレス、シングレア)などもせん妄を引き起こすことがあるそう。
薬が体質的に合わない人は、気をつけてみてはいかがでしょうか。
ほかにも、抗うつ薬や、睡眠薬も、せん妄を引き起こす話や、
たくさん書いてありますので、
気になる方はご一読を。
本棚に置いてありますので。
ポケット文庫【薬でどんどん痴呆て行く /日本大学名誉教授 田村 豊幸 】も、合わせてどうぞ。
こちらには、真面目に飲めば飲むほど認知症になるかもしれない薬があげられています。
高血圧に使う、レセルピン、アポプロン、
胃炎、胆嚢炎、胃十二指腸潰瘍、腎炎などに使う、プリンペラン、プロメチン、
胃、十二指腸潰瘍、うつ病などに使う、ドグマチール、アビリット、
脳動脈硬化症による興奮、徘徊などに使うグラマリール、
脳梗塞や脳出血の後遺症や脳動脈硬化に伴う意欲低下などに使われるヘキストール、
脳出血後遺症に伴うめまい、頭痛、抑うつ、不安、興奮などに使われるアポノール、セロクラール、
脳動脈硬化症などに使われる、サブロミン、エレン、
脳出血後遺症による意欲低下に使われるセレポート、
神経症による不安、緊張、抑うつ、不眠、心身症(自律神経失調症など)における不安、緊張、抑うつ、不眠などに使われるメイラックス。
脳卒中後の意欲低下、言語障害などに使われるホパテ。
……………………………………
以上、「薬でどんどん痴呆てゆく」より。少し古い本なので、ご自身でも情報を見直したり調べたりしてみてください。
注意!:薬を飲まれている方で止めようと思っている方は、薬によっては突然止めると「離脱症状」という危険があるそうなので病院や薬局に相談したり、よくよく調べたりしてください。
いやはや。薬は、気をつけて、使わないとね……。
苦しむのは、つつましく日常を営む私たち一般人。
薬屋さんが儲かるのは経済的には良いことかもしれないけれど、隠さず情報を伝えてほしい。
お天道様が見ている。
薬害による認知症がなくなりますように。
心から祈ります。
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