カフェモンサンルー

2016/09/26

天籟

胸のあたりに

突然穴が開いて

ビュウビュウ、ゴーゴー、ひゅうひゅうと、寂寥とした木枯らしのような風が吹き抜けることがある

骨が軋むよう

いてもたってもいられないような

圧倒的な孤独感におそわれる

それをただ感じて

流して行く夜

振り回されないように、飲み込まれないように、乗っ取られないように、

ああ、いま穴が開いている、風が抜けて行く、

とただ感じていると

ふいにその感覚が消えて行く

通りすがりのさびしい思い、

または、ときどき顔を出す小さなモンスター

どんな気持ちも、開いた穴も、
原因も結果も自分の撒いた種
だれかにすがるのではなく
最後に自分を救い出せるのは自分だけだと肚にチカラをこめて


モンスターを飼い馴らせ、という土岐麻子さんの曲。
この歌詞を読むと、「モンスター」ってインナーチャイルドだわって思います。

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『ホメオパシー的哲学、真に生きるための奥義書/とらこ先生通信』P.137より抜粋
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私たちの心をかき乱し、珍妙な音を発するとき、
その音がどこから出ているかに注意を向けてください。
少し高い所へ登って、地球に焦点を合わせることで地球が自転していることに気づいたように、
自分の中の小さな中心から大きな中心に焦点を合わせることで、
自分が発する珍妙な音(天籟(てんらい))を自分で聞くことができるようになります。
自分の発する珍妙な音を、自分は聞いているようで聞いていないのです。
自分の発する音を自分で聞くことができれば、
自分の穴に気づくことができます。
そして他人の穴に気づくことができるようになります。
天籟に耳を傾けてください。
そうすれば、やがて心が私に迫ることがなくなり、
風に吹かれるのを楽しめるようになるかもしれません。
それがどんな風でも……。
諸々の穴がふさがり、ただひとつの中心となったとき、
風は音もなく吹き去るのみです。
天籟は、万物から発する天の奏でる音であり、
それは、さまざまに善悪で判断する心の働きを断ち切ったなかでしか聞くことのできない音です。
その音を聞くとき、
天が自分の中心に息を吹きかけて出てくる、偽らざる自分の本音を聞くことでしょう。
私たちは自分らしくしようとする力に抵抗することはできても、
決して逃れることはできません。
音を鳴らしてやまないそいつは一体誰か?
そして音は一体どこから出ているのか?
よくよく耳を傾け聞いてみることです。

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『とらこ先生通信』より抜粋、以上。

とらこ先生の仙台での講演会が10月2日(日)にあります。前売りチケットすこしあります!
お早めに♪→http://monstlou.blogspot.jp/2016/09/blog-post_86.html

長くなっちゃいました。すみません。
本日もご覧いただきましてありがとうございます。
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