カフェモンサンルー

2016/10/04

甘えさせること、甘やかすこと

子育てを共に悩み相談しあうママ仲間から
「甘えさせる、と、甘やかす」の違いについてお題をいただきました。

ある状況があって、それについて論じることはできますが、
なかなかに難しいお題でしたので、

【保育士おとーちゃんの子育て日記】をメモさせていただきます。

【「甘やかす」と「甘えさせる」のちがい】
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-34.html

【「あなたの子育ては甘やかしすぎ」と言われたら】
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-343.html

こちらの記事に紹介されていた加藤諦三さんのホームページのコラムがリニューアルされていて飛べなかったので、
こちらに→【加藤諦三/人を育てる】http://www.katotaizo.com/education/
とくに、【子どもを甘やかしすぎてスポイルするということはない】は、非常に興味深い。「お母さん」を「お父さん」に置き換えても。
http://www.katotaizo.com/education/1

「スポイル」とは、台無し、とか特に、甘やかして人の性質をだめにする、とかいう意味。
やる気を失わせたり、モチベーションが下がるような本来の能力を発揮できない状態にしてしまうことにも使う単語だそう。

冒険小説「聖なる予言(原題/THE CELESTINE PROPHECY)」のガイドブックの中に、
【うまく育つ子どもの7つの要素】というのが紹介されています。

【うまく育つ子どもの7つの要素】

1 「私は有能だ」

2 「私は役に立っている。そして、本当に必要とされている」

3 「私は自分に起こることに影響を与えることができる」

4 「自分の気持ちが大切だ。そして、私は自分の過ちから学べると、自分自身を信頼している。私は自分を律することができる。」

5 「私は友達を作ることができる。人前で話すことも、人の話を聞くことも、人と協力し、わかち合うことも、自分の望むことを人に頼むこともできる」

6 「私は信頼できる人間だ。そしていつも本当のことを話す。いつもすべて自分の思う通りにゆくわけではないが、必要なときは、それに適応することができる」

7 「自分の問題は自分で解決する努力をする。もし助けが必要なときには、助けを求めることも知っている」

このような自分に対する認識があれば、子どもたちは非常に楽になるそう。
自分の中に問題を解決する力があること。
自分は選択できること、必要なことは学べること、
そして自分の人生は自分で変えられることを子どもたちが本当に信じたとき、彼らは自然に必要なエネルギーにつながり、流れにのることができるから……。
子どもたちは、自分の目的を自分で発見し、
それを遂行してゆけるようになります。
なんて頼もしく、すてきなことでしょうか。
こちらもぜひ参考にしてください。
【大人が子どもにしてあげられること】→ http://monstlou.blogspot.jp/2013/01/blog-post_3021.html


甘えることで、子どもは「自己肯定感」を心の中に育てることができる。
親の支配欲や抑圧による「甘やかす」とは、過保護、過度な干渉、
まさに子どもの成長を「台無し」にするようなこと。

自分のインナーチャイルドとの対話も重ねながら、
日々是精進。ケセラセラ。
お父さん方も、甘え、甘やかしに敏感になったり、子どもの甘えを許せない、怒りが沸く、そんなときは、
自分のインナーチャイルド、ウニヒピリ、潜在意識からのメッセージだと思って、
頑固な鎧を脱いで、子どもたちと向き合う機会を逃さないで欲しいなあ……と老婆心。
だってね、ちびっこって、あっという間に大人になるから、
チャンスの期間は短いのですよね。信頼関係を築くための。
不信感を持ったままのねじれた関係を大人になってから修復するのはかなり大変。

本日もご覧いただきましてありがとうございます。
皆々様が毎日笑顔で過ごされますように。
子どもたちがのびのびと健やかに心と体を成長してゆけますように♪
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