カフェモンサンルー

2009/04/28

小川洋子さんの

日曜日に所用で車を走らせることがあります。たいていラジオをつけるのですが、聞こえてくるのは作家小川洋子さんのちょっと高めの少女のようなお声。毎回ある物語について朗読と解釈と、テーマに合った音楽が流れてくるのですが、目的地に着いても車を降りられないくらいおもしろいのです。(http://www.tfm.co.jp/ml/)そんな小川洋子さんの選んだ短篇小説とそれらひとつひとつに小川洋子さんの解説エッセイがついている『小川洋子の偏愛短篇箱』(河出書房新社)を見つけました。
内田百聞、江戸川乱歩、森茉莉、武田百合子、谷崎潤一郎、などなどこだわりの16作品。
人の集めたコレクションをみるのは楽しい。それらのコレクションの中に、その方のその方らしさが一本通っているようで。
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