テレビを10秒
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
この時期はいろいろ思い出すこともあり、ぼんやりすることも多いのです。
おおきいお腹をかかえて通った母の入院先や、さまざまな腑におちない治療など、今でもいろいろ考えてしまいます。
気持ちのチャンネルを変えようと、テレビをつけました。
テレビでは新しい鎮痛剤のCM。
【ロキソニン】というその商品名にドキリとします。
末期の痛みの対処として出されていた鎮痛剤の名前と同じです。
そうか、いまは癌の鎮痛剤に医師から処方されるような薬が、薬局で買える時代なのだなぁ、と心配になります。
体からのシグナルとして発せられる痛みを、無視したり抑えたり、無かったことにして大丈夫なのかな、とぼんやり考えます。
母の病室の光景、たわいのない会話、喜んでもらった差し入れ(なぜか扇子をすごく喜んでもらいました)、新しい抗癌剤(シスプラチン。当時はまだ新しかった。)を使いたい(使ってみたい)と若い先生が言う場面、「余命少しなのになぜまた苦しませる?」と思う私、ぐるぐる思い出します。
テレビのチャンネルを変えました。
松島円通院の美しい尼僧さんが出ていらっしゃいました。
その綺麗な瞳を拝見していたら頭の中に、
「悲しみをかかえているのはあなただけではない。」と響きました。
ハッとして視界がきゅうにハッキリとしました。
ここまでたぶん、10秒くらいの出来事。
テレビを消して、元気の出そうな音楽をかけます。
まずはお掃除から。
本日もご覧いただきましてありがとうございます。
今週はみなさまのご協力のもとクーラーを使わずに過ごすことができました。
ありがとうございます。
送電線を国有化しましょう!の署名、ネットからも電子署名ができます。ぜひ、7月7日にはすばらしいニュースを聞きたいと心から願っております。
http://ameblo.jp/tentsuku-man/entry-10915492853.html
http://maketheheaven.com/japandream/
来週も、さらによりよき一週間となりますように。
どうぞ和やかな週末を♪
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