再び。お皿監視人〜あるいはお天気を本当にきめているのはだれか
ドイツのことわざに、
「お皿に食べ物を残すと雨」
「お皿をカラにすれば晴れ」
というものがあるそうです。
ドイツのハンスツィッパートさんが書いた児童文学【お皿監視人 あるいはお天気を本当にきめているのはだれか】では
そんなことわざをもとに、四人の子どもたちと、世界の天気を自在に操ろうと企む
「お天気マフィア」
との戦いが描かれています。
挿し絵は、ミヒャエルゾーヴァ。
原文がもともとそうなのか、翻訳がむずかしかったのか、
ひっかかりひっかかり読み進める感じではありましたが、
作者がSFファンタジー風にウィットにとんだ風刺をきかせたじつは大人向けの本だと思いました。
アマゾンのレビューは、やはり(笑)あまりよくなくて、
ある人のレビューには「投げっぱなしの設定、洗脳ホットプレートの仕組みが知りたい」とありましたが、
電磁波マイクロ波による洗脳の可能性を知っているであろう作者なりの「投げっぱなし」なのだと思いました。
翻訳された諏訪功さんは気づいていて書かれたのかわかりません。
…………………………………………………………………………
「ええ、まあ。今、だれでもその話をしてるわ。二酸化炭素排出量とか何とかと関係あるんでしょう」
「だけど主にお皿屋たちと関係ある。ブラウマン女史とその一味たちと関係あるんだ」
「何ですって、あの人たちが気候を温暖化してるの?」
「そのとおりだ。目下のところはまだ何十分のいくつかにすぎない。彼らはまだそれほど沢山のお皿をコントロールしていないからね。
だけどその数は日に日に増える。そしていつの日か彼らは、地球を煮え立たせることができるんだ。」
「それで、どのように?」マリークレールは仰天して尋ねます。
「お皿がきれいにカラになるよう、我々みんながおとなしく食べることを通じてさ」フィードーが暗い口調で答えます。
「それで、あの人たちにとって、どんな得になるの?」
「奴らはそれでお金を儲けるのさ。太陽エネルギー企業の株を買い入れるし、北極や南極の氷が融けるときは堤防建設会社の株を買い入れるんだ。
そしてもちろんいつの日か、政府を脅迫することも始めるだろう。遅かれ早かれ気候を都合のいいように調節できるようになるだろう」
「それで私たちは何にもできないの?」
「いや、できるさ」とフィードーは言います。
「我々は奴らをとにかく排除しなけりゃならない」
…………………………………………………………………………
抜粋以上。
【日本における人工降雨研究の最前線。気象研究所物理気象研究部、村上正隆】http://jcsepa.mri-jma.go.jp/outreach/20090306/symp090306_murakami.pdf
【人工降雨実験の先駆者、福田矩彦さんについて】http://www.metsoc.jp/tenki/pdf/2010/2010_07_0091.pdf
【九州大学などの研究グループ(代表)九州大学教授、真木太一)薄い雲から人工降雨、厚み一キロで実験成功。日本経済新聞2006年2月20日朝刊】
http://tftf-sawaki.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_cd4c.html
【人工降雨実験の成果 九州大学】
http://afjets.com/cloud_seeding/3.html
【低気圧とは、周囲にくらべて温度が高く、
空気が谷のように低くなっている気圧のこと。】
マツコの知らない世界に出演していた気象予報士猪熊隆之さんのお話から。
ふむふむ。
つまり、うんと寒い空気が上空にあるときに、
寒気の下にある空気が暖かければ暖かいほど、
下の暖かい空気は上へ、
上の寒い空気は下へ向かう気流が激しくなるんですね。
参考に→《寒気について》http://www.jma-net.go.jp/matsue/chisiki/column/yougo/cold.html
ここに、【気象庁気象研究所/意図的・非意図的気象改変に関する研究(終了時評価)】という資料を載せたかったのですが、
以前は見られたのに見られなくなりました。
プリントしておけばよかったな。
プリンター故障中でした。
大変恐縮ですが、プリンターがある方に以下の資料をプリントして保存していていただけるとありがたいです。
この資料も消されそうな予感です。
【人工降雨研究の最前線/気象研究所物理気象研究部第一研究室村上正隆/平成21年3月6日公開シンポジウムおきでんきふれあいホール】
http://jcsepa.mri-jma.go.jp/outreach/20090306/symp090306_murakami.pdf
《人工降雨・降雪技術の基礎》
人工調節の基本的考え方
最小限の人工的刺激によって自然の雲が持っている潜在的能力を最大限に引き出す。
人工調節法
氷晶(核)→ 強冷法・人工氷晶核法 、 冷たい霧・雲
(ドライアイス・ヨウ化銀)
雲核 → 吸湿性粒子
雨滴の芽→散水法
エネルギー→熱・下降流
⇒ 暖かい霧・雲
シーディング法(種まき法)
人工的に生成した雲粒や氷晶などを雲内に導入し、
それに引き続く雲の微物理構造の変化を利用する。
《冷たい雪に対するシーディング法(氷晶)》
○ドライアイスや液体炭酸は、空気の温度を下げて水蒸気から氷晶をつくる(強冷法)
○ヨウ化銀はヨウ化銀自身が核となり周りの水蒸気を集め氷晶 をつくる(人工氷晶核法)
⇒過冷却水滴の共存
↓↓
氷晶が成長して大粒の雪になり落下する
↓↓↓
雪が解けて雨になる
《暖かい雲に対するシーディング法(大雲粒)》
ミクロンサイズの吸湿性粒子が核となり、周囲の水蒸気を集め、大きな雲粒を作る。
↓↓↓
大きな雲粒が落下しながら小さな雲粒を補足
↓↓↓
雨滴となる
…………………………………………………………………………
気になるところを資料からメモ。
同じあやまちを繰り返しませんように。
個人的にメモでした。
低気圧が急速に発達した本日。
明日も荒れるようです。
どうぞお気をつけてお過ごしください。
おてんとさんが見ています。
「お皿に食べ物を残すと雨」
「お皿をカラにすれば晴れ」
というものがあるそうです。
ドイツのハンスツィッパートさんが書いた児童文学【お皿監視人 あるいはお天気を本当にきめているのはだれか】では
そんなことわざをもとに、四人の子どもたちと、世界の天気を自在に操ろうと企む
「お天気マフィア」
との戦いが描かれています。
挿し絵は、ミヒャエルゾーヴァ。
原文がもともとそうなのか、翻訳がむずかしかったのか、
ひっかかりひっかかり読み進める感じではありましたが、
作者がSFファンタジー風にウィットにとんだ風刺をきかせたじつは大人向けの本だと思いました。
アマゾンのレビューは、やはり(笑)あまりよくなくて、
ある人のレビューには「投げっぱなしの設定、洗脳ホットプレートの仕組みが知りたい」とありましたが、
電磁波マイクロ波による洗脳の可能性を知っているであろう作者なりの「投げっぱなし」なのだと思いました。
翻訳された諏訪功さんは気づいていて書かれたのかわかりません。
…………………………………………………………………………
「ええ、まあ。今、だれでもその話をしてるわ。二酸化炭素排出量とか何とかと関係あるんでしょう」
「だけど主にお皿屋たちと関係ある。ブラウマン女史とその一味たちと関係あるんだ」
「何ですって、あの人たちが気候を温暖化してるの?」
「そのとおりだ。目下のところはまだ何十分のいくつかにすぎない。彼らはまだそれほど沢山のお皿をコントロールしていないからね。
だけどその数は日に日に増える。そしていつの日か彼らは、地球を煮え立たせることができるんだ。」
「それで、どのように?」マリークレールは仰天して尋ねます。
「お皿がきれいにカラになるよう、我々みんながおとなしく食べることを通じてさ」フィードーが暗い口調で答えます。
「それで、あの人たちにとって、どんな得になるの?」
「奴らはそれでお金を儲けるのさ。太陽エネルギー企業の株を買い入れるし、北極や南極の氷が融けるときは堤防建設会社の株を買い入れるんだ。
そしてもちろんいつの日か、政府を脅迫することも始めるだろう。遅かれ早かれ気候を都合のいいように調節できるようになるだろう」
「それで私たちは何にもできないの?」
「いや、できるさ」とフィードーは言います。
「我々は奴らをとにかく排除しなけりゃならない」
…………………………………………………………………………
抜粋以上。
【日本における人工降雨研究の最前線。気象研究所物理気象研究部、村上正隆】http://jcsepa.mri-jma.go.jp/outreach/20090306/symp090306_murakami.pdf
【人工降雨実験の先駆者、福田矩彦さんについて】http://www.metsoc.jp/tenki/pdf/2010/2010_07_0091.pdf
【九州大学などの研究グループ(代表)九州大学教授、真木太一)薄い雲から人工降雨、厚み一キロで実験成功。日本経済新聞2006年2月20日朝刊】
http://tftf-sawaki.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_cd4c.html
【人工降雨実験の成果 九州大学】
http://afjets.com/cloud_seeding/3.html
【低気圧とは、周囲にくらべて温度が高く、
空気が谷のように低くなっている気圧のこと。】
マツコの知らない世界に出演していた気象予報士猪熊隆之さんのお話から。
ふむふむ。
つまり、うんと寒い空気が上空にあるときに、
寒気の下にある空気が暖かければ暖かいほど、
下の暖かい空気は上へ、
上の寒い空気は下へ向かう気流が激しくなるんですね。
参考に→《寒気について》http://www.jma-net.go.jp/matsue/chisiki/column/yougo/cold.html
ここに、【気象庁気象研究所/意図的・非意図的気象改変に関する研究(終了時評価)】という資料を載せたかったのですが、
以前は見られたのに見られなくなりました。
プリントしておけばよかったな。
プリンター故障中でした。
大変恐縮ですが、プリンターがある方に以下の資料をプリントして保存していていただけるとありがたいです。
この資料も消されそうな予感です。
【人工降雨研究の最前線/気象研究所物理気象研究部第一研究室村上正隆/平成21年3月6日公開シンポジウムおきでんきふれあいホール】
http://jcsepa.mri-jma.go.jp/outreach/20090306/symp090306_murakami.pdf
《人工降雨・降雪技術の基礎》
人工調節の基本的考え方
最小限の人工的刺激によって自然の雲が持っている潜在的能力を最大限に引き出す。
人工調節法
氷晶(核)→ 強冷法・人工氷晶核法 、 冷たい霧・雲
(ドライアイス・ヨウ化銀)
雲核 → 吸湿性粒子
雨滴の芽→散水法
エネルギー→熱・下降流
⇒ 暖かい霧・雲
シーディング法(種まき法)
人工的に生成した雲粒や氷晶などを雲内に導入し、
それに引き続く雲の微物理構造の変化を利用する。
《冷たい雪に対するシーディング法(氷晶)》
○ドライアイスや液体炭酸は、空気の温度を下げて水蒸気から氷晶をつくる(強冷法)
○ヨウ化銀はヨウ化銀自身が核となり周りの水蒸気を集め氷晶 をつくる(人工氷晶核法)
⇒過冷却水滴の共存
↓↓
氷晶が成長して大粒の雪になり落下する
↓↓↓
雪が解けて雨になる
《暖かい雲に対するシーディング法(大雲粒)》
ミクロンサイズの吸湿性粒子が核となり、周囲の水蒸気を集め、大きな雲粒を作る。
↓↓↓
大きな雲粒が落下しながら小さな雲粒を補足
↓↓↓
雨滴となる
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気になるところを資料からメモ。
同じあやまちを繰り返しませんように。
個人的にメモでした。
低気圧が急速に発達した本日。
明日も荒れるようです。
どうぞお気をつけてお過ごしください。
おてんとさんが見ています。
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