カフェモンサンルー

2016/01/18

何事にも心を開いて取り組みなさい

【マスターの教え/ジョン・マクドナルド/山川紘矢・亜希子訳】より

《第7章 何ごとにも心を開いて取り組みなさい》からメモします。

(中略)

自分はすべてを知っていると思っている人は何も学びません。
問題に疑いと抵抗を持ってのぞむ者も、ほとんど何も学びません。
そういう人にあまり希望はありません。
しかし、何ごとにも心を開いて取り組み、自分の成長と安らぎと幸せになることを喜んで学ぼうとする人は、賢い人です。
私の言うことを全面的に信じなさい、とは言いません。
それではあなたの思想の自由を侵害することになるからです。
しかし、私の言うことを疑ったり、抵抗したりしないようにしてほしいと思います。
と言いますのは、そうすることによって、あなたが求めている助けが得られなくなるからです。
あなたにとって、最高にためになる態度は次のようなものです。

「私はこれらの教えに対し、心を開き、中立的な姿勢で、自分が得られるものは全部吸収しよう。
そして、今現在、私に理解できない事実や、信じられない考え方や、主張があっても、
そうだからといって、それが正しくないとは言えない」

(以下、略)


久しぶりに本棚の奥から見つけて、再会した本です。
10年前くらいに買ったときはよくわからなかった部分が、
10年の間に経験してきたさまざまな出来事によって少し理解できるようになったような気がします。

短い物語ですし、シンプルなわかりやすいやさしい文章なのに
深みがあって、何回も読み返しては考えさせられます。
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