カフェモンサンルー

2016/04/22

思春期(反抗期)≒心の病気???

市民の人権擁護の会さんに紹介がありました。

「日本学校精神保健研究会」の動きが心配だそうです。

【心の不調に目を向けよう。早期発見へ子ども用教材 研究者と養護教諭ら開発】
http://www.47news.jp/feature/medical/2016/04/post-1481.html

子どもの心の不調に本人が早く気付き、対処するのを助ける教材やアプリの開発を、
大学の研究者と保健室の先生らが協力して取り組んで、学校現場で使いやすく、高学年以上の児童生徒を対象に検証が進められているそう。

アニメを使いながら、子どもたちと考えて、
【勉強もクラブ活動も頑張り、夜更かししていた男の子がある日、
調子を崩して学校に行けなくなって、
母親に連れられて医師を訪ねると、
「一緒に治そう、きっとよくなるよ。」】
というのが答になるようです。

思春期の入り口に立つ年齢で、なぜ心の健康を学ぶ必要があるのか、
という問いに、
佐々木教授という人は、
「思春期は感情をコントロールしにくくなる年代で、精神の不調が起きやすい」と言う。
それが精神疾患につながると言う。

ものすごい違和感がある記事でした。
読んでみてください。
一言では言いあらわせない、なにか不気味な感じがします。

思春期の入り口、反抗期などと呼ばれる時期。
子どもから、大人へ。

親がいままで言ってきたことや、
親からやらされてきたことに疑問を抱く時期。

子どもから、反抗されることで、
本当は親も自分の生き方や価値観を見直したり、
子どもと自分の人生が違うものであるということを学び、
子どもを信頼し、耳を傾け、反省しながらも、
ともに成長してゆける時期。
子どもは、父親と母親の人生を知り、学び、コントロールドラマを手放し、進化させはじめる時期。(聖なる予言/ジェームスレッドフィールド)

アプリの中には、

「これまでに、生きていても仕方ないと考えたことはありますか」

という質問もありました。

この質問に、真面目に答えて、
賢明な大人から救われる子どももいるかもしれませんが、
愚かな大人にクスリ漬けにされてしまう子どももいるかもしれません。

そもそも、なぜ、心の不調が起きたのか。
病院の先生は、わかるのだろうか?

生活習慣のせいかもしれないし、成長期のホルモンバランスのせいかもしれないし、
ミネラル不足や、体が栄養をうまく吸収できなくなっているのかもしれないし、
家族の問題かもしれないし、
友人関係かもしれないし、
なにか人には打ち明けにくい悩み事かもしれない。

そこに、クスリが入って大丈夫なのだろうか。
一時的に、よい人もいるかもしれない。
一生飲み続けて、と言われて、10年後の保証はない。

戦前、教育と宗教を強く結び付けたために失敗した経験がある日本人は、
いま、教育と精神医療が強く結び付こうとしているのを警戒しなくてはならないのではないでしょうか。

人生の質を高める(経済的なだけではなく、その人にとっての生きる意味、生き甲斐のような。)ために必要なこと。
小学校高学年で必要なことは、
心の不調を精神医療に丸投げすることではなくて、
子どもたち一人一人が、かけがえのない存在であり、
大切な約束や予定を携えて生まれてきているというような、
自己肯定感を育める機会があるとよいのに、と願います。

ネイティブアメリカンの儀式には「ビジョンクエスト」というものがあり、
思春期になると、大自然の中で一人、自分に向き合う時間を持つのだそうです。
それがよいのかはわかりませんが、
自分が心の不調になったことの意味を考える時間もなく、
医療ビジネスに巻き込まれてゆく子どもが
これからますます増えてゆくことに危機感を持ちます。

【新しい権力は、住民の生を公衆衛生によって管理・統制し、福祉国家という形態をとって出現する。/ミシェルフーコー(フランスの哲学者)】
(自己決定力、自己管理力を奪う薬物投与とレッテル張り/メンタルヘルスの罠)より
http://ameblo.jp/sting-n/entry-12063680929.html

宗教や、医療が、まったく悪いわけではなく、
バランスや、公平性や、さまざまな可能性を挫くことのないよう、
依存させないよう、
大人たちも情緒を発達させ「大人」にならなくてはいけないのだと思いました。

モンスターペアレントも
学校の先生の心ない一言も( http://ameblo.jp/momo-kako/entry-11990590300.html
病院の先生たちの製薬会社のいいなりも、
元をたどると「インナーチャイルド」ではなかろうか。
ハワイ語だと「ウニヒピリ」。

心の不調に目を向けよう、と
子どもたちのために本当に思うならば、
インナーチャイルドを学んだほうが早いのではないかなぁと。
先生たちがまず、ご自身のインナーチャイルドと出会うことが
先のような気がします。

お母さん、お父さん、先生、大人が、まず「そのままの自分」を愛せますように。私も。

「モンスターマザー」に自分がならないためにも
インナーチャイルドを癒し、進化させてゆけますように。
【高1自死の原因は「いじめ」ではなく「母」だった】
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/04180400/?all=1
このお母さんは、何か薬を飲んでいたのだろうか。浜六郎さんの本によると「激越」や「攻撃性」などの他害行為の副作用がある薬があるそう。
また、このお子様も精神科へ行かされているので薬を服用させられていた可能性を感じました。「自害行為」が副作用の薬もあるそうです。

目に写るすべてのものが
自分の中を投影していると考えると逃げ出したくなりますが、
そこにあるヒントを拾い集めながら。

ルート99さんでの、勉強会にもたくさんのヒントがあると思います。
今月は、24日(日)です。
午後の「基礎編」は満席だそうです。
午前10時からは「応用編:12の危機とホメオパシー」です。
お申し込み、詳しくは→http://route99.petit.cc/apple1/


Peace of I.
Thauk you. I'm sorry. Please for give me. I love you.
カフェモンサンルー