早口方言

しゃべればしゃべったってしゃべられるし
しゃべねばしゃべねってしゃべられるし
どうせしゃべられるんだば
しゃべってねってしゃべられるより
しゃべったってしゃべられたほうがいいってしゃべってたってしゃべってけ。

青森県の方言早口言葉。
津軽弁と言う人もいますし、
亡くなった私の母は三沢市出身でしたが母の持ちネタでもありました。

翻訳（笑）すると、

何か話せば 「話してたよ」と陰口を言われるだろうし、
何も言わなければ「あの人は本音を話さない」と陰口を言われるだろうし、
何も話さないことをあれこれ推測されて悪口を言われるのならば
言いたいことをきちんと言って「言われた！」と言われた方がマシだ、と
話していたと言っておけ！

そんな内容だそう。

今年は、人付き合いについて学ぶ一年でした。
相手は自分の鏡でもありますので、
勉強にもなりました。

分かり合えていると思っていたけれど
私の思い込みで、
すべては私の心の中の出来事でした。

教えていただきありがとうございました。

中には、１年前のことが
いま目の前にあらわれて
ずっとモヤがかかっていて突き止められなかったことが
ああ、会社にお勤めのあの人か。と
雲が晴れてゆくように理解することもありました。

そんなことをするのか、と
ガッカリしましたが、（被害届をだすべき？）
私が勝手に相手を良い人だと勘違いしていただけで、
また、深く傷つけてしまっていたことも知り、
お節介でしたね、本当に。ごめんなさい。
という気持ちです。

人間関係は
生き物でありますから
ご縁のあるときに最善を尽くし、
離れてゆくときはサッパリと。

一切成就。

人間関係の難しさを思っていたら
母の声がして。
持ちネタの早口方言を思い出させてくれました。

軽やかに、執着を手放して。