カフェモンサンルー

2017/12/03

減薬・断薬サポートノート

うつは心の風邪キャンペーン、
お父さん眠れてる?睡眠キャンペーン、
などで、たくさんの人が受診し、
向精神薬を処方されるようになりました。
それは、副作用に苦しむ方々を増やすことにもつながり、
止めたくても止められない、
薬がどんどん増えてゆく、
なのに治らない、
しかも、もともと持っていた悩みは解決しない、悪化している、
首の筋肉のこわばり、手の震え、夜眠れない、感情が不安定、太る、痩せる、食べられない、暴力的、暴言、死にたくなる、などの副作用の発現、
という悪循環を引き起こしています。

ジャーナリストの嶋田和子さんが
「精神医療の真実」というブログを開設されて7年。
さまざまな声が寄せられています。
当事者の方々の声を聞く中で、何よりまず気になったのは、
【インフォームドコンセントの欠如】
だそうです。
薬についての説明の欠如、とくに
副作用についての説明がなおざりにされていることに気づかれたそうです。

本の中には、
当事者の方々が実際にやってみてよかったという体験談もたくさんあります。
参考になるのではないでしょうか。
また、家族に離脱症状について理解を得たい時に、家族に読んでもらったらよい本ですね。

私は、幼稚園や学校や、教育の現場に
まだ体が成長途中の子どもたちに、
向精神薬をあまりにも気軽に投与してしまうことに危機感を抱きます。
また、産後のお母さんたちに
産後うつだということで簡単に睡眠薬や抗うつ剤などが出されることにも危機感を感じます。
それから、高齢者の方に睡眠薬や抗不安薬を処方したあとの認知症の発症率も気になります。
インフォームドコンセントがしっかりなされた上で、もし副作用が出たときに
それがそれだと気づけるくらいの知恵を先生方からはお話しいただきたいと願います。
副作用なのに、病状の悪化とされてしまう方々もいらっしゃるそうで、
先生方も薬の副作用や減・断薬の方法を学んでいただくためにも
本書は大変役に立つのではないかと思いました。(人の心を持つ先生ならば)

必要な方々に、必要な情報が届きますように!

本について詳しくは
【精神医療の真実/フリーライターかこのブログ】
https://ameblo.jp/momo-kako/entry-12330164487.html

読んでみたい方は、お店の本棚に置いてありますので
コーヒーと一緒にどうぞ。
(注 :当店でそういったご相談を受けているわけではありません。詳しくありません。
オルタナティブ協議会宮城さんでは二ヶ月に一回、県庁近くの管工事会館にて対話会をもうけていらっしゃいます。参考までに。)

写真は、嶋田和子さんの本【減・断薬サポートノート】と、
緑色の冊子は、精神医療被害連絡会さん、オルタナティブ協議会さんの【減断薬読本】。
緑色の冊子を購入したい方は、http://ameblo.jp/sting-n/entry-12065779070.html
この2冊を合わせて読むと、
私のような学のないものでも
なんとなく理解できます。
というか、
学のない私でも理解できるのに、
精神医療現場の先生はなぜわからないのだろう???
見ざる、言わざる、聞かざる、だから?
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