カフェモンサンルー

2018/02/13

Heilkunst ハイルクンスト=健康に導くもの

昨日のとらこさんのお話の中に
【ハイルクンスト】というドイツ語が出てきました。

非常に興味深く、心に留まる言葉でした。

200年以上前に、ドイツの医師サミュエル・ハーネマン が残した書、
「医術のオルガノン(Organon der Heilkunst )」。

ハイルクンストとは、ハーネマン 博士が
「人の全体像をとらえる技術、治療術」を総じて名付けた治療体系をさす言葉だそう。

病気の人を治癒に導くためのアプローチ。
●食事療法(栄養、水分補給)
●養生法(睡眠、運動、ライフスタイル、精神的鍛錬)
●心理療法(心、魂、精神的鍛錬)
●水治療法(温水浴、冷水浴、蒸気浴など?)
●メスメリズム(動物磁気療法)
●医原病(不自然な医療が原因でおこる疾患、病気の治療法)
●ホメオパシー(自然の病気に対する治療法)

ホメオパシーは【Heilkunstハイルクンスト】という治療体系(健康システム)の一端にすぎず、
その中でも〝自然の病気〟に対する医療分野を担っているのがホメオパシーなのです。
【「ホメオパシールネッサンス」ルディ・バースパー著 より】

また、ハイルクンストとは、
「自然法則に基づいた科学と芸術の完全なる健康システム」とあります。

Heil = whole/sound/remedial→全体/響き/治療上の

kunst = Art → 芸術

【Heilkunstハイルクンスト】は、
ヒポクラテスの誓いに基づき、
「まず、第一に害を及ぼさないこと」
そして
急性および慢性の両方の状態を治療するために使用されます。
さらには、身体、心、魂と精神の
全体的な健康を向上させることができます。

こちらを参考にメモさせていただきました。
https://nakanohom.amebaownd.com/posts/1391099
ありがとうございます。

このような考え方が
一般的になるとよいですね。
全体を診る。観る。視る。
経済優先だとなかなか難しいのでしょうか。
いや、そんなことはないはず。

写真は、チューリップのカメレオン。
だんだん花びらが減ってきましたが、
その枯れ具合もカッコいい。
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