薄荷の香り

到着して、階段を登りはじめたら
左足首にくるくるとじゃれつくような
まとわりつくような。
手でパンパンと払い、それからおまいりをして、
鳥居を出る前にフワリと薄荷の香りがしたのでした。
ん？だれかガム噛んでる？
いや、誰もいない。
心地よい空間のまま、階段を下り、
途中でまた左足首にくるくるとまとわりつく感じが。
ナンジャラホイ？
駐車場に向かうところで、気持ちがひっぱられるような石碑があって、
気になりつつも見直さないで帰ってきてしまいました。
帰宅して調べたら、松尾観世音、と書いてある石碑だったそうです。

狛犬さんたちのユニークな表情が
よかったな。
足をちょっとあげていたり、
背中で語る狛犬さんもいたり。

歴史と文化と地元の人たちの祈り。
見えない世界と見える世界の交差点。

薄荷、ミントのような香りは初めて。