カフェモンサンルー

2011/04/19

尊い行動

オーストラリア北部にあるミラール地方にて、先住民のアボリジニーの方々が、ウラン開発に制限を設けるべく立ち上がったそうです。
この地方の長老であるイボンヌ・マーガルア女史は、国連のバン・キムーン事務総長に宛てた手紙を書いて、私たち日本に対し、深い同情の気持ちを伝えるとともに、核開発の即時見直しの緊急性を訴えてくださっているそうです。
イボンヌマーガルア女史は、「日本は長年の取引先であり、今回の事故に関して、私たちの土地から採掘されたウランにも責任の一端があります。それは、私たちにとってとても悲しいことです。」と言われています。
また、「ウラン開発は私たちの土地を破壊してしまった。川は途絶え、汚染された岩の丘や汚染された泥が詰まった穴ぼこだらけの土地になってしまった」ともお話されています。
さらに、エイジ紙の取材に対し、興味深いお話をされています。
「夢を通して伝わったとされるミラールの伝説があります。
もし、この土地が侵されたなら、ジャンという名の死をもたらす力が解き放たれることになるだろう。」
 
イボンヌさんは今回の事故を受けて、世界最多のウラン埋蔵量が見込まれる鉱脈の一つであるジャビルカを、世界遺産に登録して国立公園として保存する要望も国連のバンキムーン事務局長に伝えたそうです。
 
オーストラリアのインディペント紙の記事から。

http://www.independent.co.uk/news/world/australasia/aborigines-to-block-uranium-mining-after-japan-disaster-2267467.html
 
日本語訳をしてくださっています→http://thinker365.blog130.fc2.com/blog-entry-60.html
 
 
斉藤和義さんの話題の歌をアップしてくださった方のサイト→http://shachoublog.net/nyu-su/zuttousodattanndaze.html
 

わからないこと、いろいろ。
カフェでおしゃべりするみたいに、気楽に原子力発電について語り合おうというイベントのお知らせをお客様よりお預かりしています。
開催は今度の日曜日、24日13時から16時。
場所は、仙台市市民活動サポートセンター研修室5にて。
《ぶんぶんカフェvol.2『今だから知ろう、しゃべろう、原子力発電』》
お茶お菓子代:200円
主催:ぶんぶんカフェさん
お申し込みなど→cafebunbun@@gmail.com(@をひとつとってお使いください)
 
なかなか、語り合ったり、情報をシェアする場所ってないですものね。
お茶とお菓子をいただきながら、ホッとしながらのお時間とのこと。
ぜひおでかけください。
ぶんぶんカフェについてのお話→http://futamituba.exblog.jp/12412588/
 
本日もご覧いただきましてありがとうございます。
明日もさらにさまざまなことがスムーズによりよくなっていきますように。

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