カフェモンサンルー

2011/04/21

備えあれば

いろいろな考え方や、価値観、視野を少し広げたいときに開く本があります。
『ただしい人から たのしい人へ—もう一歩奥の人格論—』という本です。
小林正観さんという方が書いていらして、静岡県浜松町の(株)弘園社さんという出版社から2002年に出ています。
もし興味のある方はお店に置いてありますのでどうぞご覧ください。

この本の中で、「予言」について書かれている項目があり興味深いので引用させていただきます。
 
「例えば、超能力者や予言者、占い師の中に、「大地震が起きる」とか「大津波が起きる」、あるいは「大破壊が起きる」などと予言する人がいます。
この人たちは、予言したことが1度外れ、2度外れ、3度外れたときに、いつの間にか(本人は気付いていないかもしれませんが)、潜在意識の中で「今度は当たってくれますように」と心の底から祈るようになります。
本人が気付いていないということが重要な点なのですが、逆に言うと、顕在意識よりもっと強い力を持っている潜在意識の部分で、自分の名誉のために、自分が予言をした現象がどうしても起きてほしいと思うようになります。
それが1度外れ、2度外れ、3度外れたという状態であればなおさらです。
「世の中の人々を救うんだ」と自分は思い込まされながら「世のため人のために、この予言をするんだ」と言いつつ予言をするわけですが、結果としては、それが外れないようにと心の底から祈ってしまうのです。
(中略)
そういう予言はしないこと、そういう話の増幅装置にならないことを、ぜひお願いしたいと思います。」

 
お買い物をしたお店やお客様から、そういった予言メールがきて大変怖いし迷惑だ、とうかがいました。

備えるものは備えて、あとは、悔いが残らないよう家族円満で、まわりの方々とも仲良くさせていただきながら生かしていただこうと思いました。
100年後には私もこの世にはいないのだし。
そして、12年前に母を亡くしたときに思ったように、「あとから行きますので、先に休んでいてください。
おもしろいお土産話をたくさん持っていけるよう、この世であとしばらくがんばります。」と心の中でつぶやきます。
  
本日もご覧いただきましてありがとうございます。
うららかな春の日、昨日よりもよりよき一日となりますように。

 
写真は、ボンドガールさんからいただいた薔薇。
めずらしい色合いです。
夜にいただいたときはお店の照明で紅白に見えて、梅図かずおさんを思い出しましたが、朝に見ましたら柔らかなクリーム色とストロベリーレッドで、アイスクリームみたいな愛らしさ☆
ありがとうございました♪

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