カフェモンサンルー

2014/05/18

遊佐深雪さんのお話

昨日の午前中は、ホメ会東北さん主催のお話会にうかがいました。
横須賀市で活躍されている助産師の遊佐深雪さんのお話。
遊佐深雪さんはイメージしていたよりもさらにチャーミングな美しい方で、
気さくな語り口に、飾らない表現で、お産の現場での貴重な体験をお話くださいました。
あっという間の二時間でした。
途中に、お産の映像を見せていただきました。
地球上にいる人間が今70億人と言われていますが、
ほとんどがこのように産まれているんだよなあとぼんやり見ていると、
いままさに産まれる! というところで、会場にいた小さな女の子がてくてく前に歩いてきて、プロジェクターの前に仁王立ちに(笑)!
なんとも微笑ましく、出産シーンで緊張していた会場に笑い声があふれました。
四歳くらいの小さな女の子は、たぶん、おそらく、出産の記憶がまだあって、
画面を見ているとさまざま思いだし辛くなったのかなあと想像しました。生まれる側にとっても大変なお仕事だものね。
女の子は、プロジェクターの前から抱っこで離されて、画面では新しい命が家族に迎えられていました。
へその緒がついたまま、お母さんの胸に抱かれて。
自分が出産をしたとき、それから自分が赤ちゃんで産道を回旋しながら生まれる様子、
さらに自分の母、父が、それぞれの母の産道から生まれる様子が頭に浮かびます。
遠い遠いご先祖さまたちも、手術などない時代には産道しかこの世にやってくる道はなく、
すべての人がこのような寄せてはかえす大海の波のような、潮の満ち引きのようなリズムにのって、少しずつ時間をかけて生まれてきていることに、あらためて感じ入る時間でした。
なんなんだ、このシステム!と思う自分と、
感動して涙する自分がいました。かみさまというか大いなる何かというか、なんだかすごいシステムですよね、人が増えるって。
そして、レメディがさまざまなケースでヒットを飛ばしまくっているお話は、とても誇らしくうれしいものでした。
すばらしいなあ。
私の出産のときにも、レメディがあったら。
いま思っても仕方ないことですが、やっぱり思ってしまいます。
悲しみ、怒り、屈辱感、体の辛さ、静脈瘤、緊張、不安、乳腺炎、不眠、疲労感……。いまならすべてホメオパシーで対処できるのに。
若かった私は思い悩んで、公共でやっていたママさんダイヤルのような相談室に思いきって勇気を振り絞って電話をしました。藁にもすがるような気持ちだった私に係の女性は
「そのくらい、我慢できない?」
と言いました。
そのときの絶望感も思い出しました。
悩んでいるママさんや妊婦さんに、レメディやマザーチンクチャーやクリームなどが届けばいいなあと思います。
遊佐深雪さんのお話で今回一番心に響いたのは、
「本当に好きなものは手放しちゃだめよ。好きなものを諦めてしまうと人は病気になってしまう。」
というお話でした。
すばらしい時間をありがとうございました。
これから結婚するお年頃のみなさまに、ぜひ聞いていただきたいお話でした。

長くなってしまいました。
お読みいただきありがとうございます。
皆々様に心より感謝をこめまして。
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