カフェモンサンルー

2018/02/05

浅さ

人気?の絵本作家さんの作った歌が
よい感じに燃えているそうです。

その絵本作家さんの作品は
どうもソリが合わなくて
生理的に受け付けないのですが

今回の歌は
たくさんのお母さんたちにインタビューをして
作った歌だそうで
インタビューの答えをそのまま歌詞にしてしまっているよう。

大黒摩季さんの歌に似ているのでは?との声も。

【あたし、おかあさんだから】
という歌だそうです。

絵本作家さんのほかの作品にすこし触れても
浅さが気になり、
どうもモヤモヤするのですが、
嗜好はそれぞれ。

ただ、子ども向け、ということで
大人が子どもに読み聞かせるようなときに
私が子どもだったら、この絵本作家さんの絵本を、読み聞かせされたら
辛いだろうな(耳塞ぎたくなる耐えられない)、というのが正直な気持ち。
(読み聞かせも、一歩間違えれば暴力デスヨ。)

表現は人それぞれ。

たぶん、何かが完全に足りていないし、欠如しているし、
欲が深くて強い。

おかあさんを、なめんなよ。
女をバカにするなよ。

素材の味(インタビューの答え)を生かしつつ、
絵本作家であれば、さらに深みのあるような味付けに
できるような言葉についての勉強が足りていないのではないかなあと感じました。
お母さんへの共感も足りなかったのかもね。
言葉選びのセンスの問題もあるだろうな。
わからないんだろうな。
(この歌を、旦那さんへの当て付けソングとして売り出すと売れるかな。マスターが歌詞を読んで怯えてイマス。)

でも、一番問題なのは、
たくさんのプロの方や会社が関わっているだろうに、誰も「これ、どうっすかねえ。」と
疑問を呈したりダメ出しをしたり止めたりする人がいなかったのかと言うこと。
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